醤油手帖

お醤油について書いていきます。 料理漫画に関してはhttp://mumu.hatenablog.comへ。お仕事の依頼とかはkei.sugimuraあっとgmail.comまでお願いします

2月5日(木)KBSラジオ『となりの森谷さん』に出演します&『琥珀の夢で酔いましょう』告知

前日の告知になってしまいました。前回のエントリでも少し告知させていただいたんですが、明日、2月5日(木)放送のKBSラジオ『となりの森谷さん』に出演いたします。

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出演は以前と同じく、12時から20分ほどだと思います。

お昼ですね。お昼まっただ中なので、ぜひ聞いていただけたらと! 今回は鍋つゆの話をするんじゃないかなあと思います。たぶん。鍋つゆも持ち込みます。最新の同人誌『醤油手帖 醤油メーカーの鍋つゆ編』の話をしていいと言われていますので。

shouyutechou.hatenablog.com

でも、醤油の話ばかりしている可能性もありますががが。だって、醤油の話を振られたら(必要以上に雄弁に)答えちゃうし!

何にせよ、楽しいトークになると思います!

前回がとても楽しかったので!

 

そして、奇しくも、2月5日(木)の正午は、コラムと監修をさせていただいている琥珀の夢で酔いましょう』の新シリーズの公開タイミングだったりします。

先月発売の9巻で第一部完となったのですが、『OUR FEEL』で心機一転リニューアル!

耳はラジオを聞きながら、ぜひとも読んでいただけたらと思います。これの告知もさせてもらえるかなー。

あとは、4月の『関西めしけっと』の告知はさせていただく予定です。

meshiket.dojin.com

公共の電波で宣伝しまくる……いや、きちんと本題もお話しますし! あと本当に、告知をしていいと言われているんです。嘘じゃないんです。

というわけで、お時間のある方はぜひリアルタイムで。

Radikoのエリアフリー・タイムフリーな方は、良きタイミングで聞いていただけたらと思います!

C107ありがとうございました&『醤油手帖 醤油メーカーの鍋つゆ編』通販告知&もろもろ告知

もうだいぶ遅くなってしまったのですが、C107に来てくださった皆様、X等でリポストや宣伝をしてくださった皆様、本当にありがとうございました!

東ホールの半分が工事中で使えないので、他のところのついでに来てくださる方が少ないのではないかと思われた今回のコミケ。ホールの入口に入ってすぐのところという好立地だったためか、多くの人が来てくださいました。

なんか今回は、全体的に(入場関連でいろいろあったらしい?)一気に人がドッときてバッといなくなるというよりも、少しずつ常に人がいるという感じの印象を受けたイベントでした。ちょっと珍しいかも。

気温も無茶な感じではなく、ヒートテックで寒さ対策をしていたおかげか、そこそこ過ごしやすいコミケでした。夏の暑さのような、対策しないと命に関わるようなあれこれがないのはいいですね。

おかげさまで持って行った分の新刊は完売いたしております。

お求めの方は是非とも通販をご利用ください!

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次回のイベント予定ですが、4月12日に開催される『関西めしけっと12』に出ます。もちろん『醤油手帖 醤油メーカーの鍋つゆ編』を、少量ですが持って行く予定です。

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この関西めしけっと12はなんと10周年!

10周年を記念して前日の4月11日に「めしけっトークライブ」が開催されます。そこで普段書き切れていないことをしゃべっていいよと主催のりっとるさんに言われたので、あれこれ喋る予定です。はい、トークライブ出演者ということですね。詳しくはまた、詳細がわかり次第告知させていただきます。

もうひとつ、告知がありまして。

これは独立したエントリでも書くのですが、2月5日(木)にKBSラジオの番組『となりの森谷さん』に出演予定です。

半年ぐらい前にも出演させていただきました。そのときのエントリがこちら。

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これから何を話すか&スタジオの設備でどこまで味見とかができるかの打ち合わせなので、詳細はまた改めて近日中に告知させていただきます!

C107「醤油をこぼすと染みになる」お品書き

C107のお品書きができました!

新刊は鍋つゆは鍋つゆでも醤油メーカーの手がける鍋つゆにこだわった『醤油手帖 醤油メーカーの鍋つゆ編』です!

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最近、スーパーなどの棚を見ると、鍋つゆがめちゃめちゃ増えたな〜と思いませんか。それもそのはず。ここ15年あまりで、途中で暖冬などの影響で停滞した時期はあったものの1.8倍に拡大している成長産業なのです。

そのため、スーパーにはさまざまな種類の鍋つゆが並んでいます。

その中でも注目をしたいのが、醤油メーカーが手がける鍋つゆなのです!

地域の食文化は醤油によって形作られると言っても過言ではありません。基本調味料の中でも味の幅が広く、影響が大きいため、その地域の味は醤油がベースになっているのですね。

つまり、地域の味を知り尽くしたメーカーが手がける鍋つゆは、地域の味わいが色濃く反映されているのです。

そんな醤油メーカーの手がけた鍋つゆを大特集してみました!!

これから寒さが本格的になると、鍋をする機会も増えることでしょう。ぜひとも、参考にしてみてください!

既刊もあります

C105で出した木桶醤油編、数冊出てきました。というわけで持って行きますが、本当に3〜4冊というレベルなので一瞬でなくなるかもしれません。ごめんなさい。

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C106で出した寿司・刺身醤油編もあります。こちらはさすがに3〜4冊というレベルではないんですが、数十冊という感じです。お求めになりたい場合はお早めに来ていただけたらと……!

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そしてそして。

名作中の名作(と、自分で言っちゃう)である、食に関する3冊も持って行きます。

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食文化の中で体に「悪い」とされているものについて語りに語った本です。

『わるいはうまい』は、とにかく悪者とされているもの、つまり糖質やカフェインや塩分や脂質などについて語りまくっています。これらはおいしいですよね。なぜおいしいと思うのか、そして本当に体に悪いのか、ということを書いた本です。

『毒を喰らわば』は、食べ物の「毒」についての本です。そもそも毒って何だろうというところから始まり、毒のある食べ物は食べても良いのか、そもそも毒をきちんと定義するとすべての食べ物は毒になるのでは、といったことを語りに語っています。

『天然信仰』は食べ物の中でも天然物と養殖物について語っています。天然ってすごく良い気がするんですが、本当に良いものなのでしょうか。令和の時代は、きっちり管理されている養殖の方が安全性が高いのではないか、さらに言うと養殖をきっちり定義すると、その範囲はかなり広いのではないだろうか。という本です。

どれも本当に面白い!

3冊とも新書で200ページ近くありますので、年末年始にじっくりと読むのに最適です。

表紙はすべて寺沢大介先生に描いていただきました。超豪華!!!

そして。

こちらもちょっとだけですが、『白熱日本酒教室』の裏話本を持って行きます。

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『白熱日本酒教室 増補改訂版』なんですが、先日テレビに登場したんですよ。びっくりしました。証拠写真はこちら。

12月19日放送のNHKドキュメント72時間」で、「東京 眠らない書店で」という特集がありました。

www.web.nhk

その中で、『白熱日本酒教室 増補改訂版』を買ってくださっている方がいたのです! やったー! ありがとうございます!

写真は、NHK ONEアプリでおいかけ再生したのをスマホで撮った感じです。

というわけで、こちらの本は商業本なので持って行けませんが、裏話本だけ持って行くという感じです。商業本はこちらとかで買っていただけたらと……!

水曜日 東5ホール ト-66a

場所はこちらです!

東5ホールの入口を入ってすぐ目の前ですね。おいしそうに鍋がぐつぐつ煮えているポスターと、醤油マークのポスターを表裏で飾ろうと思っておりますので、そちらを目印にしていただけたらと思います!

東5ホール ト-66a 醤油をこぼすと染みになる

でお待ちしております!

 

C107で『醤油手帖 醤油メーカーの鍋つゆ編』を頒布いたします

鍋料理は時代を映す「鏡」である

サークル「醤油をこぼすと染みになる」は、12月31日のコミックマーケット107で『醤油手帖 醤油メーカーの鍋つゆ編』を頒布いたします。

鍋つゆです!

冬はやっぱり鍋ですよね!

鍋は料理の中では少し特殊な位置にあると言えるかもしれません。具材を鍋で煮込むというシンプルな構造のため、バリエーションが豊富で、カスタマイズ・アレンジも無限にできます。

その鍋ですが、ここ15年あまりでもっとも変化した料理ともいえます。家族の団らんを楽しむハレの日の料理といった、ごちそうのイメージだけでなく、一人鍋(孤食、孤鍋)や、栄養価の高いものをまとめて手早く取れるというコストパフォーマンスやタイムパフォーマンスに優れた料理というイメージも持つようになったのです。

いまやスーパーに行くと、電子レンジで調理するだけの鍋や、これを入れれば良いという鍋用野菜セットなどもあり、下ごしらえなどはほとんど必要なく、家庭で簡単に調理できるようにもなりました。

現代のコスパ・タイパを重視するニーズにもしっかりと答えている、鍋料理は時代を映す鏡と言えましょう。

そんな、令和の時代の鍋の強い味方が、そう、鍋つゆです!!

今回の醤油手帖では、鍋つゆを大特集してみました。

ラインナップを見てみると、あれ、あの鍋つゆがない……?

と思った方も多いかもしれません。

今回はただ単に鍋つゆを特集するだけでなく、「醤油メーカーが手がける」鍋つゆを特集したのです!

なぜ、醤油メーカーの鍋つゆだけにしたのか。

そのあたりはまえがきに書きましたのでご覧いただけたらと思います。ついでにいうと、前のエントリからここまでブラッシュアップしております。

ただ、どうしても、この鍋つゆについてはいろいろと語りたい! 業界的にもこれを外すわけにはいかない! ということで、ミツカンさんの『ごま豆乳鍋つゆ』は入れてあります。これだけ醤油メーカーの鍋つゆではない(強いて言うならポン酢醤油のメーカーの鍋つゆ)ということでご了承いただけたらと思います。

鍋には地域の食文化が表れる

では本文を少し見ていきましょう。まずはこちら。

はい、ヒガシマル醤油さんの「よせ鍋つゆ」です。

このよせ鍋(寄せ鍋)は、かなり地域性が出る鍋料理でもあります。だしに野菜や魚介、お肉を入れるだけと思いきや、入れる内容によって大きく差が出るのですね。

たとえば九州ですと鶏を使うことが多いですし、関東では白身魚のタラを入れます。北海道ではサケやホタテを入れますし、中部地方では木綿豆腐よりも絹豆腐が好まれます。もちろん四国では〆にうどんを使っていますね。

ヒガシマル醤油さんのある近畿地方では、当然、鍋にも淡口醤油を使っています。その淡口醤油ナンバーワンの会社がどのような鍋つゆを造っているのか、気になりませんか。

というようなことが書いてあります。

醤油メーカーは、地域の味の基本である「醤油」を造っていることもあり、鍋つゆにも地域の食文化が表れるのです。

醤油業界トップが手がける、個性あふれる鍋

他の鍋つゆも見てみましょう。

お次は、醤油業界ナンバーワンの規模であるキッコーマンさんの『濃厚豆乳鍋 コク旨鶏白湯』です。

キッコーマンなのに醤油ではなく、豆乳の鍋……? と思った方もいるかもしれません。実はキッコーマンは、世代によっては覚えていることが多いであろう、紀文の豆乳が子会社になっており、キッコーマン豆乳として販売されています。

そう、醤油だけでなく、豆乳でも圧倒的なシェア(50%超)を誇っているのです!

そんなキッコーマンが手がける豆乳の鍋(もちろん醤油も入っています)は、おいしそうだと思いませんか。おいしいんですよ!

そして。

キッコーマンさん、ヒガシマルさんに並んで日本のトップ醤油メーカーのひとつである、ヤマサさんも鍋つゆを手がけております。

今回紹介するのはこちら!

『粒々まみれる創作麻婆鍋つゆ』です。

ヤマサさんは、結構チャレンジ精神あふれるというか、創作系が面白くて好きなんですよね。醤油でも「鮮度の一滴」シリーズはもちろんのこと、最近では『醤湯(ジャンタン) 牛だし』『醤湯 海鮮だし』というちょっと面白い香味だし醤油を出されたりもしています。ロブション氏監修の『グルメしょうゆ』(終売)も好きでした。

それはさておき。

この麻婆鍋つゆは、粒々と書いてあるように、花椒と豆豉の粒がたくさん入っているのですね。

さらに、最近注目を集めている、おかずとして食べる「おかず鍋」としても楽しめます。麻婆豆腐をご飯にかけるように、この鍋をそのままご飯にかけて食べるのですね。これがまたおいしいの何のって!

というようなことがたくさん書いてあります。

醤油メーカーの鍋つゆ、気になってきませんか。

 

もちろん鍋つゆの話だけでなく、鍋コラムもあります!

この冬は鍋つゆで鍋を作ってみませんか?

量がちょっと……と思われるかもしれませんが、今の鍋つゆは、3〜4人前のものだけでなく、濃縮パックで1人分や2人分だけを作ることができるものもたくさんあります(いくつか紹介しています)

紹介した鍋つゆが気に入り、おうちでの鍋の定番の一角、いわばマイ鍋のひとつに加えていただけたなら、とてつもなくうれしいです。もちろん、紹介した鍋つゆ以外にもおいしい鍋つゆはたくさんありますので、そちらを食べていただくのもいいでしょう。

つまり何が言いたいかというと、現在の鍋つゆは成長市場であり、おいしいし面白いし創意工夫に満ちているので、どんどん活性化していけばいいなということです。みなさま鍋を食べましょう!

というわけで、鍋つゆまみれの一冊『醤油手帖 醤油メーカーの鍋つゆ編』はA5版54P一部カラー、本文モノクロで1000円を予定しております。

12月31日 水曜日 東5ホール “ト”-66a 醤油をこぼすと染みになる

おそらく東5ホールの入口はいったところすぐでお待ちしております!

年末は忙しくてコミックマーケットに来られないという方は、通販をぜひご利用ください。メロンブックスさんで通販をしております!

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C107は水曜日ト66a「醤油をこぼすと染みになる」で参加します&新刊前書き暫定公開

告知がだいぶ遅れてしまいましたが、コミックマーケット107にお席をいただけました!

水曜日東5ホールの「ト」-66aです!

東5ホールの入口から入ると目の前が醤油! のはず!

なぜ告知が遅れたか。それはもう、新刊がまだ完成していないからに他なりません。今回の新刊は『醤油手帖 醤油メーカーの鍋つゆ編(仮)です。

はい、まだ(仮)がとれていません。

いや、内容は決まっているんですが、語呂がもうちょっと良いものができるかなあと試行錯誤をしていたりします。

そんな新刊はどんな内容かといいますと、文字通り、醤油メーカーが造った鍋つゆを大特集しているのです!

醤油メーカーの鍋つゆ、と限定しているのにはどういう意味があるのか、気になる方もいるかもしれません。ここでせっかくなんで、まだいじって変更する可能性は高いんですが、現時点でのまえがきを公開しちゃいます。

 冬の風物詩といえば、やはり鍋でしょう。寒さが深まる季節には、温かな鍋料理が欠かせません。鍋で食材を煮込むという、構造そのものはシンプルな調理方法のためか、日本各地には多彩な鍋料理が郷土料理として存在します。それどころか、世界に目を向けても、西洋料理のブイヤベースやシチュー、中国料理の火鍋、韓国料理のチゲなど、似た調理法の料理はたくさんあるのです。
 そんな鍋料理を作る際に心強い味方となるのが「鍋つゆ」でしょう。だしを取って、味を決める。いわゆる鍋の心臓部をすべてまかなってくれる頼もしく便利な調味料です。
 実はこの鍋つゆ、この15年あまりで市場が大きく成長したジャンルでもあります。暖冬の影響で成長が鈍化した年はあったものの、市場規模は279億円から約500億円へと、1.8倍に拡大しているのです。冬になるとスーパーの棚に多種多様な鍋つゆが並ぶようになった、と実感している方も多いでしょう。いまや1000種類以上が販売される、一大市場なのです。
 今回はそんな鍋つゆの中でも「醤油メーカーが造る鍋つゆ」に注目し、紹介していきます。多くの鍋は、味のベースに醤油がありますよね。そして醤油は郷土料理と密接に結びついていて、その地域の味を体現する調味料といえます。つまり、醤油蔵が自ら造る鍋つゆには、その土地の食文化が反映されているものが少なくないのです。
 本書はそうした醤油メーカーの鍋つゆを通じて、各地の食文化まで掘り下げる一冊を目指してみました。百花繚乱の鍋つゆ選びの一助となれば幸いです。
 なお、前述の理由から、現在の鍋つゆ市場でトップクラスの売り上げを誇るミツカン、味の素、久原、ヤマキといった各メーカーの商品は、大好きではあるものの、一部を除き本書では扱っておりません。あれがない、これがないと思われるかもしれませんが、あらかじめご了承ください。

はい。うちは「醤油手帖」ですから、今回はあえての醤油に注目をしたラインナップになっています!

あと食文化を考えると、やっぱり醤油メーカーの方がわかりやすいかなあとも。もちろん大人気のメーカーの鍋つゆにも食文化が反映されているものは少なくないのですが、醤油という軸で考えると見えてくるものもあるのです。

現在鋭意制作中なので、続報をお待ちいただければと思います。

何がこんなに時間がかかっているかというと、人は、一日に鍋を食べられる量に限界があるんだなあ、ということでしょうか。いや、毎日食べているんですが、消化ペースがなかなか厳しいんですよね……でも食べなきゃ書けない……

というわけで、『醤油手帖 醤油メーカーの鍋つゆ編(仮)』をどうぞよろしくお願いいたします!

 

10月に初万博に行ってきました

先日、自分にとっては最初で最後の万博に行ってきました。

もう万博も最終日ということで、これから行く人の参考にはまったくなりませんし、そもそも行動が偏りすぎている自覚はあるのですが、いろいろな人にあれこれ教わったりしたのと、せっかくなので記録に残しておこうというエントリです。

長くなるので目次をつけてみました。

基本スペック等と当日の持ち物

どんな人がこういう楽しみ方をしたのかということがわからないと、単なる偏った記事になると思うので基本スペックや目的等を書いておきます。

  • 調味料が大好き。世界の調味料はあれこれ見たい
  • 世界の料理やお酒も好き。適当に食べたい
  • インド映画が好きなのでインド関連を覗きたい
  • 並ぶのは苦手だけれども歩くのは苦にならない
  • 万博の細かい情報(予約とか何やら)はあまり調べていない

止まるのは苦手だけれども、歩くのは苦にならないタイプです。どれぐらいかというと、万博行ってくると言ったらお友達が「携帯椅子はあった方が良い。今から買いに行くのが難しければ貸しても良い」と言ってくれた結果、終電でお友達の家に行き、椅子を借りて0時過ぎから1時間以上かけて歩いて帰り、少し寝て万博に行って一日中歩いていても全然平気という感じです。こう書くとちょっと異常行動かもしれない。よい子は真似しないでください。

当日は携帯椅子、印刷した地図、飲み物のペットボトル(440mlのを2本)、ウェットティッシュ、晴雨兼用日傘などを持って行きました。本当は消毒用のアルコールを入れたアトマイザーを持って行きたかったんですが、酒類はアウトとあったので断念してウェットティッシュをたくさんに。いや、飲用のお酒のことだとは思うのですが、念のためというやつです。

なお、パビリオンの当日予約等は一切しませんでした。だって、興味のあるバーラト館やコモンズ館は予約なしでもいいと言われたので……

10:00〜11:00 会場到着

今回は2日前の入場者開放によって11:00からの西ゲート予約に成功したので、少し早めに行っておこうと10:14に夢洲駅に着きました。

そこで見たのが(トップ画像にある)阿部寛さんの広告!

これが噂の「親の顔より見た阿部寛か!

そして夢洲駅のところに早くも国旗がたくさんあって、ちょっと興奮していました。国旗の間を通れるの、良いですよね。

ちなみに雨模様というか、小雨が降っていました。早速晴雨兼用日傘が大活躍!

西ゲートへの案内はかなりわかりやすく、また何人かそちらへ移動する方がいたのでその人達についていくことにしました。面白かったのは、ミャクミャク様をたくさん身につけている人ほど背中に丸いものを背負っていたこと。ベテランほど携帯椅子(丸いやつ)を持ち込んでいるというのは本当だったんだ!

西ゲートの待機列に到着したのは10:43。だいたい30分ほどかかりました。

11時予約組はここに並んでくださいという指示が最初は見当たらなかったのですが、進んでいくとこれでもかと掲示してあったのでスムーズに並ぶことができました。そして手荷物検査行列に。

行列に並んでいる最中は持ってきた飲み物が大活躍しました。万博内はそこかしこに水を汲めたり自販機があるけれども、最初の行列のときだけは飲み物を持って行くといいよとアドバイスを受けていたのです。助かった!

11:00〜12:00 入場してすぐインド

手荷物検査が終わって入れたのは11:09。だいたい30分弱かかりました。

入ってすぐ、何をしようかなとキョロキョロしながら歩いていたら、地図を売っているところを発見。Xで地図を買うとミャクミャク様ボトルがもらえると見かけていたのはこれなのかと思い購入。日本語版地図は印刷して持っていたので、英語版を購入してみました。

そこからリングの方に歩き始めると、何やら耳なじみの良い、聞き慣れたリズムな音楽が。ふらふらとそちらに近づくとリングの手前のポップアップステージでインドのダンスが繰り広げられているじゃありませんか。なんでもインド文化省の文化ショーだったらしいです。

10:15から11:40までの長丁場でやってくれていたようなんですが、到着時刻の関係で実際に見られたのは11:20からでした。でも11:55までやってくれていたのでその間はずっとショーを見ていました。

文化ショー、いいですね!

これだけで万博に来たかいがあった!!

単なるショーではなく、あくまで文化ショーなので、説明が入るのもすごく良かったです。しかも、あくまでこれは見ていた範囲なんですが、北部に偏ったり南部に偏ったりせずまんべんなくやってくれていました。

たとえば次の写真は、北部はマニプール州の楽器、プンチョラムという太鼓のパフォーマンスです。

この両側を叩く太鼓を、踊りながら叩きまくる叩きまくる。

両面な太鼓は『響け! 情熱のムリダンガム(もしくは、世界はリズムで満ちている)』という映画でもおなじみのムリダンガムは知っていたんですが、ムリダンガムは南部の楽器です。でもこのプンチョラムは北部の楽器。別ルートなのかなあ。

もともとマニプール州はミャンマーの文化が色濃く残っている土地なので、そっち方面の楽器なのかも? とか考えながら見ていました。

(ちなみにマニプール州の州都はインパールです。そう、インパール作戦インパールなのです)

そしてパフォーマンスもまあすごくて。リズミカルに叩きながら踊るんですが、くるくる回転するのはもとより、側転……どころじゃなく、側宙でぐるぐる回りながらもずっと叩くのをやめずに正確なリズムを刻み続けるなど、めちゃめちゃすごかった! 歓声があがっていました。

他にも、南部のタミル・ナードゥ州の伝統的な踊り、ティラーナの紹介が。

このティラーナは手話というか、ハンドサインというか、手にすごくたくさんの意味を込めるムドラーという動きがあるのですが、一部を教えてもらってから見ることができました。

そして、タミル・ナードゥ州のティラーナという言葉からは、インド映画ファンは当然のように想起されるものがあります。

タミル・ナードゥ州の、つまりはタミル語圏のスーパースター、ラジニカーント様主演の『ムトゥ 踊るマハラジャには、その名もずばり「ティラーナティラーナ」という曲があるのです!!

www.youtube.com

そう、日本でも公開され、日本におけるインド映画ブームを最初につくった映画、『ムトゥ 踊るマハラジャ』ですよ! その中でも、インド映画は豪華絢爛に歌って踊るということを日本中に植え付けたムトゥを象徴する名曲、ティラーナティラーナの、ティラーナって伝統的な踊りの名前だったんだ!

帰宅後に真っ先にムトゥを見たんですが、なるほど、一部の動きとか取り入れられているかも! と感動していました。

あとはグジャラート州の踊り。ユネスコの世界無形文化遺産にも選ばれたガルバ……なのかな。グジャラート州の踊りとだけ記憶をしていて、よくわからなかったです。でも多分、ガルバかな。ドゥルガー神をたたえる棒(たぶんダンディヤ)を持って踊っていました。

……というぐらいインド文化について堪能していたら12時に。
近くにあったガンダムの写真を撮って、ようやくリングに入ります。

12:00〜13:00 バーラト館や宴パビリオン

インド文化省の皆様も「リングを出て左に我々のバーラト館があります!」とおっしゃっていたので、その通りに移動するとありました。バーラト館が。

というわけで早速突入。ほとんど並ばずに入ることができました。が、人の流れ的に、入ったすぐあとにいったん締め切られて、少し時間が経ってからまた開放される、を繰り返していたみたいです。

入ってすぐにある巨大モニターでの映像2つがまあすごい!

インドの景色だったり、さまざまな神殿のワイヤー図などが展開されていて、これがまあ楽しいの何のって。

「お、太陽神スーリヤの神殿だ! あー、ここはこういう……まってまって、画面切り替わらないで!」「ガネーシャの神殿はこう……あーー切り替わりーー」「シヴァ神だ! 神殿もすごいなあああああ切り替わりが!」

と、一人で騒ぎながら入り口からほとんど動かず映像を見続けていました。

その後ろを当然のように人がどんどん通り過ぎていくんですが、そこに波があったのでときどき制限していたんじゃないかな、と推測していたりしたわけです。一気に通って、しばらく誰も通らず、また一気に通るを繰り返していたのですね。

あと面白かったのは、入り口の展示に、さりげに日本に関係するものの展示があって。銀座マハラジャというお店(もう閉店した)のオーナー(故人)が寄贈したクジャクや水差しなども展示されていましたし、永六輔さんの絵までありました。日印友好!

そしてそのほかの展示は……

ちょっと、正直、やる気が少なくなかったですか。サンドアートをコンピューター制御して自動で作ったりするのとかは面白かったんですが、展示の量がちょっと少ないなあと。

橋などの建築物もインドはすごいぜ! あと、月着陸船無人探査機)だって作っちゃう! というコーナーでは、鉱物の展示のところでロープが張られていて月着陸船について詳しく見られないという。

各展示にはQRコードがあって、詳細はこちらも見て! ってなっていたんですが、月着陸船のQRとかはどうやっても見えないというか、届かないところにありました。見せてくださいよ!!

まあでも、入口のところはすごかったし、一人で細かいところをわーわー興奮しながら写真を撮りまくっていたので、全体的に楽しめていないかというと、めちゃめちゃ楽しんでおりました。

つまり、展示の量が少ないと感じたのは、こちらの見たいものが多すぎたためという可能性が高いです。

お土産コーナーでは、もしあったらサマハンを補充しようかなーと思ったんですが、すごい人でちょっと探すのを断念。

また、料理のテイクアウトは、ビリヤニも食べたかったんだけれどもどこで食べればいいかわからなかった(ベンチとか座れるところがどれぐらいあるのかよくわかっていなかった)ので、シークケバブという羊肉だけを購入。

入口というか出口のところには手を合わせる像が。ナマステーってやるときの手ですね。

ここの説明には「このナマステのときのジェスチャーは、アンジャリムドラーというもので、敬意を表すものです」とあって、さっきインド文化省の方もティラーナのところで手の動きはムドラーって言ってた! と、一人よくわからない興奮をしていたりもしました。

あ、そうそう。ちょうどバーラト館でずーっとうろうろしているときに、お友達から「むむさんも今日万博に来ているんですね! いまどちらに?」と連絡が。「インドです!」「ブレない答えが!」なんて会話をしたりしていました。

そうして、12:40ぐらいにシークケバブを持ったままバーラト館を出て、どこで食べようと悩むことに。とりあえずリング下へ行ってよく見ると、たむろしている人達はパビリオンの入場待ち行列だけじゃなくて、普通に休憩している人達もたくさんいることに気づいたのです。ベンチも意外とあるけれども、自前の椅子に座っている人もたくさんいる。

あーーー! そうか! 携帯椅子はここで使えばいいんだ!!

なんかこう、柱にもたれかかって座っていると、いかにもイベントで疲れてぐったりしている人に見えたりするけれども、そこがビニールシートの上だったり携帯椅子だったりすると、途端に「こやつ、イベント慣れしておる」といわんばかりのベテラン感が出る。そう気づいたわけです。

というわけで椅子を展開し、シークケバブをもぐもぐと。これだったらビリヤニ買っても食べられたなあと思ったりしていました。

食べ終わって少しリング下を歩いていると、ここにゴミ捨て場やら、自販機やら、出店もたくさんあるんですね。なるほど、これは困ったらリング下に来ればいいとしているんですね。便利!

シンカンセンカタイアイスミャクミャク様ラベルとかあって、JR西日本の公式ストアでシンカンセンカタイアイスって言っちゃっているんだ、でももともとはシンカンセンスゴイカタイアイスじゃないのかなとも思いつつ、ふらふらしているとリングの外側に例の石の休憩所を発見。これかー!

するとそばには「宴」パビリオンがあり、これはまさに万博の守護神である阿部寛さんが宣伝している象印のおいしいご飯なおにぎりが食べられるところじゃないかと。というわけで行ってみると、ほぼ並ばずに入れました。

2Fのあれこれやワークショップ的なものにも参加したかったんですが、とりあえずおにぎりを食べたかったので1Fに行くと白鶴ショップを発見。しかも、白鶴ブラン(という、低アルコールでフルーティーな日本酒があるんです)をフローズンにしてくれる、と! 早速購入。

白鶴の人と白鶴トークを楽しんだ後に、象印のところに行ったら「すみません。混雑緩和のために制限していて並べないんです」と言われておにぎりを断念。

もしかしたら人が殺到しすぎてお米を炊くのが間に合っていないための制限かも、なら待つと果てしなくなりそう自分をなぐさめつつ、その隣のお店ですき焼き風味フランクフルトを買いました。

そしてお店を出てまた椅子を出してリングの下で座って食べる。

いいですねこのサイクル。

そして食べた後にはしっかりとあらためて石を見に行ったのでした。この時点でだいたい13時過ぎぐらいです。

13:00〜14:30 コモンズ館を断念してマレーシア館へ

小腹が満ちて石も見ることができたので、コモンズ館へ行こうと決意。そこから一番近かったコモンズBに行くと「入場制限をしております。並べません!」の案内が。

じゃあ当然……? と向かいにあるコモンズCへ行くとここも並べません。

無念。

それなら本格的に食べるものを探そうと思ってふらふら歩くとスシローを発見。なんか噂に聞いたことがある! 並んでみようかなと近づくと、すでに整理券配布が終わっているという張り紙が。

なるほど、手強い。

そういうときは河岸を変えるのがいいよねと、リングの上に行って移動することにしました。いやー、リングの上もいいですね。内周側で各パビリオンの外装を見ながらふらふら歩いていたんですが、これだけでも楽しい。

ウズベキスタンのところの柱、こんな風になっているんだ!

半周ぐらいして降りてみて、周りを見ているとご飯の呼び込みをしているところを発見。そこがマレーシア館でした。

聞いてみるとパビリオンの中に入らずに、テイクアウト行列でご飯を買えるとのことだったのでそこに早速並ぶことに。これが13:45ぐらいでした。

並んでいる最中に、マレーシア館の前で音楽と舞踊のパフォーマンスがあったりしてめちゃめちゃ見たかったけれども、冒頭の挨拶しか見ることができず、店内で並ぶフェイズになって見られなくなってしまったのでした。残念。

並んでいて、ロティーチャナイとアイステータレを購入。

ロティはあれなんですよ。映画『RRR』でおなじみの「ナートゥ」にも歌われている、インドでも食べられているパンなんですよ!

えっ、出てきたっけ? と思った方。

ある意味正しいです。日本語字幕には登場しません。

正確には日本語訳では「あるいは唐辛子入りの雑穀パン」と訳されているところです。この公式の日本語字幕入りの冒頭部分にも入っていますね(21秒ぐらいのところ)

www.youtube.com

この部分、実はヒンディー語版英語字幕で見ると、「Till the land, make a big roti, eat chillies and dance like this!」(大地まで広がる大きなロティをつくり、唐辛子を食べて踊ろう!)となっているんです。そう、ロティが出てくるんです!!

そのロティを作っているところを、マレーシアからきたパフォーマーが実演してくれて、できたてを食べられるなんて!!!

生地をくるくるーって回しながら広げていって、パパッて折りたたみ、フライパンの上に次々とのせていく。

もう、最高ですね。かっこいい!!

並ぶのが全く苦にならなかったです。

そうしてロティーチャナイとアイステータレを手に入れたのが14:22ぐらい。まあ、30分ちょっと並んでいました。そして例によって携帯椅子を出し、ウェットティッシュを駆使しながら素手でむしゃむしゃと食べてマレーシアなんだけれどもRRRに思いをはせたりしていたのでした。

14:30〜15:45 アメリカ映像と2億円のトイレとインドネシアのダンス

食べ終わって周囲を見回すとそこにはアメリカ館が。

すでにアメリカ館に入っていた友達から、外の映像だけでもすごいですよと教わったので、中に入る行列には並ばなくても映像を見ようと、見える範囲のベンチに座り、傘をさしてずっと映像を見ることにしました。

こんな角度で見ていたんですが、それでもこれがまあ、すごい。

出てくる映像が確かにアメリカ」なんですよ。

一度も行ったことがないのに「○○州」って言われたら、ああーそうそう、そうなんですよね。○○州といえばこの景色! って存在しない記憶が出てきちゃうぐらい「アメリカ」でした。たとえばワシントンDCと桜が同時に出てくる、みたいな映像が次から次へと展開されるんです。

さらにはNASAだったり、トランプ大統領まで出てくるという大盤振る舞い。

アメリカはいま黄金時代を迎えています!」みたいなことを臆面も無く言うの、さすがトランプ大統領でした。これもまた「アメリカ」ですよね。

そうやって映像をひたすら堪能していたら、15時ぐらいにどうしてもトイレに行きたくなってしまったので2億円のトイレに行くことにしました。


たどり着くと、なんというか、導線がわかりにくすぎて、どこに並べばいいのかわからない……

あれはみんなすぐに理解できたんだろうか? とか思いつつ、なんとか用を足しまして。

そういえば、最初にバーラト館のテイクアウトを買おうとしたとき、デザートは15時から販売開始と言われていたので、それを買いに行こうとバーラト館方面へ戻ることにしました。

のんびりリングの下を歩いていると、何やら陽気な音楽が。

バーラト館のお隣のインドネシア館でダンスをやっていたのです。これは見なきゃ!

かなり見応えがあって、マハーバーラタをベースにした舞踊(ただし女性が演じている)とかがありました。あれですか。女体化というやつですか。日本のお家芸ではなかったんだ!

インドネシアは影絵人形芝居が盛んで、マハーバーラタを影絵にしたものとかもあるはずなんですがインドネシア館に行くと見られるのかも?)、やっぱりみんなマハーバーラタ好きなんだなー

あと、壇上にあがってみんなでダンス! のコーナーは、後ろにいすぎて上がり損ねました。残念。踊りたかったなあ。もうちょっと前に人混みがなければあがれたのに。ダンスを見終わったのが15:45ぐらいでした。

15:45〜16:30 インドのデザートで「至り」そうになって散歩

バーラト館に再び戻ると、テイクアウトのみは利用できないので、また最初から見ることになりました。どんとこい!

あ、ちなみにバーラト館のバーラトは、マハーバーラタのバーラタと同じです。バラタ族を意味する言葉でして。インドのおおもとがバラタ族だから国名もバーラト、というわけですね。

最近、インドの首相のモディさんが、まあいわゆるヒンドゥー教原理主義者のような方でして、国際的な名称をインディア(英語)からバーラトヒンディー語に変えようと2023年頃からしているわけです。インド館じゃなくてバーラト館になったのも、そのためですね。

再び展示を見ていると、一回目では閉まっていた部屋が開いていて、映像が流れているじゃないですか。もしかして、インド映画を上映するんですか!(本当にやる日もあるという話は知っていました)

喜び勇んで最前列のど真ん中に座ったものの、ガンディーさんをたたえる映像で、映画というわけじゃなかったです。残念。

もろもろを見終わった後に「ラスグッラ」と「チャムチャム」というデザートを買ってみたんですが、これが、うーーーーーんと、ちょっと、わたくしの口にはあいませんでした。

なんといいますか、こう、ボソボソとした食感のドーナツをシロップに漬け込んだというようなものでして。少しかじっただけで、シロップが口の中にジュワッとあふれて、口がシロップまみれになるというものだったんです。両方とも。

ひょっとして、形が違うだけで同じ味なのか……?

いや、最初の一口目でこう、認識をやられてしまって同じに感じているだけ……?

と思いながら食べていました。あまりの甘さで自分の許容量を超えていて味がわからなかったというのが多分本当なんでしょう。

あまりの甘さに、「至り」そうになって、しばらく休憩していました。最初は世界一甘いデザートである「グラブジャムン」を買おうとしていたんですが、こっちを買って良かった。いや、2パック買って4個は多すぎた。

ちょっとクラクラしていたし、胸焼けするしで、とにかく水を飲みながら散歩をしようと。そこで今までいっていない、南東方面のエリアに歩いて行くことにしたのでした。

南東方面エリアに中を突っ切っていくと、印象的な建物のパビリオンがこれまたたくさん。中国館の竹簡をモチーフにした外装、すごいですね。漢字もびっしり。文字好きにはたまらない展示とかたくさんありそう。

噂のトルクメニスタンを発見したのですぐに並ぼうとしたのですが、行列の途中と言われたところに「ここから2時間待ち」とあったので、これは全部で4時間ぐらいかかるなと断念。

じゃあ、とにかく運動をしてこのカロリーを消化しようということで、リングに上がることにしました。

16:50〜17:30 リングを一周する

リングを時計回りに行くと、海沿いのエリアとかの見晴らしが良いし、内側の景色も良いし。

ただ残念なことに雨が降っていたので、好天の中を鼻歌まじりに歩く、というわけにはいきませんでした。みんな傘がぶつからないように、滑らないように歩かなければならないという(子供が雨で滑って転んでみんなで助けに動いたりもしました)

あれこれ見て、堪能しながら一周が終わったのが17:25頃。30分ちょっとで一周できるんですね。歩くペースが速いだけかもしれないんですが(一応、立ち止まって写真とかも結構撮っています)

17:30〜18:00 最後にチェコのビールを飲めばすべて丸くおさまる

一周したらだいぶ暗くなっていたので、もう一度トルクメニスタン館へ。

明るい!

このシーン、高速移動する人に両足を支えてもらって立つというシーンなんですが、思わず「バーフバリ……」とインド映画ごっこをしていました。

それはさておき、映像をずっと見て楽しんだ後、近くには何があるかと地図を見ると、チェコ館があるじゃないですか。そう、元祖ピルスナーでおなじみの、ウルケルを飲める野ですよ!

行列に、一度はレストラン側に並んでしまったので慌ててテイクアウトに並び直したりしていると、後ろのおばさま達が

「もうね、いろいろあっても、万博では最終的にチェコのビールを飲むと丸く収まるのよ」

とおっしゃっていたので、その通りです!!! と思いながら購入。

せっかくなんでミルコ注ぎという泡泡なのを飲み干しました。

写真撮るのに少し手間取ったので、底面に泡じゃない部分がありましたが、注ぎたてはもっと泡泡でした。これが17:50ぐらいです。

18:00〜20:15 コモンズ館とカンボジア館へ

そろそろコモンズ館も入れるのかもしれないと思い、ビールを飲み終わってから移動開始。

これがぬるぬるか!

いや、外から見るとよくわからないけれどもすごい、という感想になっちゃうなあ。このエリア、もうちょっと明るいときに来た方が良かったかもしれない。

そうやってあれこれ見ながらコモンズB館へ行くと、そのまま入っていいですよ、と。ついに入れた!

いやー、いいですね。コモンズB館。

国によってグラデーションがあるところも最高に良いです。

一生懸命に真面目に自国を宣伝しようとしている国。

特にアフリカ系に多かった、うちはこんなに素晴らしい国で税制も優遇しているので投資をばんばんしてくれという投資アピールしかしていない国。

そういうのが入り交じって、どの国もあれこれ持ってきてくれていて、いろいろと見せてくれるのはもう最高としか言いようがありません。

で、こう、国の展示とかを見るとですね、次から次へと脳内に今まで読んだりしてきたその国の情報が出てきたりして、答え合わせじゃないんですが展示と照らし合わせたりするわけですよ。

そうそう、象牙海岸ことコートジボアールはカカオ豆有名ですよね。日本はほとんどをガーナから輸入しているけれどもヨーロッパのチョコはほとんどがコートジボアール産って聞いたことが……って、なんだろうコーラナッツって。あ、でもまてよ、クラフトコーラで見たことがある気がするな……嗜好品なんだろうか。これをかじったりするとコーラの風味がすると面白いんだけれども。

みたいなことが、ひとつの展示を見たらずーっとぐるぐるとしているわけです。楽しい!!!

そんなことをやりながら堪能していたら、友達から次のパビリオン予約まで少し時間があるので合流しませんかという連絡が。

こちらはコモンズB館にいますーと言ったら来てくれたので無事に合流。ナウルを見たり、モーリタニアを見たりしていました。でもコモンズ館のあまりの楽しさで興奮してモーリタニアのところで「バッタ博士の前野ウルド浩太郎先生がバッタを追いかけていった国」「前野先生は緑の全身タイツを着て草に扮してバッタに食べられようとした」「あとモーリタニアは日本人がタコ漁を教えて巨大産業になっている」「日本のタコはほとんどが輸入でそのうち1/3はモーリタニア産だからたこ焼き大好きな大阪の人はもっとモーリタニア展に来るべきでは」「でも漁業が盛んとだけあってタコ漁の話が展示にないな……」とかずっと話していた気がします。ごめんなさい。

次のパビリオンに行く時間がきたお友達と別れたあとも、コモンズB館で展示を見まくっていると、時刻がいつの間にか19時を回っていました。

あれ、コモンズ館ってEまであるんじゃなかったっけ。このままじゃ間に合わない! と思い、泣く泣く残りを駆け足気味に見てからコモンズCへ。

コモンズCは……うーーーん、ちょっと好みに合わないところが多かったといいますか。

なんかヨーロッパ方面が多かったんですが、よくわからない抽象的なメッセージの映像だけで終わり、みたいなところがあったりしたんですよね。

たぶん、なんかこう、世界平和のためのあれこれ的なメッセージを込めてくださいって言われたんだろうなあと思うぐらい、そういう映像が多くて。なんか見てもその国のことが伝わらないものが多かったんですよね。知りたいのは未来に向けてのメッセージだけじゃなくて、今のその国がどういうところなのか、というところもあるので。

こちとら、その国の主要産業リストだけでご飯を何杯もおかわりできちゃう人種なので、映像だけでももちろんいいんですが、そういった資料や、できればレプリカでもいいので、立体が見たかったなあというわけです。もちろん、そういうところのは楽しみました。

ちょっとがっかりして出て、次はコモンズD館へ行こうと歩いていたら、道行く人がすいすい何も障害なく並ばずに入っているカンボジア館を発見。飛び込みました。これが19:50ぐらいかな。

カンボジア館はまた、すごい良い!

展示の説明がもうQRコードでWebに全振りなんですが、それはそれでいさぎよくて良し。ホールの中央にジャスミンライスの稲穂がびっしりあって、ジャスミンの香りに満ちているなかを、仏像などを見るという。

左右にはインド系の神様の像も多く、シヴァやガネーシャもそうだし、中央にはラーマーヤナのお面が飾られたりもしていました。みんな大好きラーマーヤナ

ラーマーヤナはインド二大叙事詩のひとつで、ラーマ王子が恋人シータ王女を助けるために魔王ラーヴァナを倒しに行くというお話です。ハヌマーンもラーマ王子を助ける役として登場するんですが、右端にありますね。

ちなみに、ラーマーヤナが日本に伝わって桃太郎になった(桃太郎のお話の原型)という説もあります。

後良かったのがアンコールワットの模型!

それと、調味料大好きっ子的に注目をしていたのが、カンボジアの生胡椒の塩漬けなんです。

生胡椒を少し発酵させて塩漬けにしたものなのかな。辛すぎるわけでもなく、うま味があり、そのまま食べても料理にのせても良しという優れもの。

ちょうど万博に行く前に、お友達から紹介されて、これおいしい! となっていたのでした。万博で買えるよと言われたので楽しみにしていたら、おそらく売り切れで、「楽天で買ってネ!」という張り紙が。

これなのかな……?

item.rakuten.co.jp

本当はもうちょっと見たかったんですが、駆け足で見ないと時間がやばいということで泣く泣くカンボジア館を出てコモンズD館へ。なんとか20:15ぐらいに入ることができました。

20:15〜22:00 コモンズD館を途中退出して阿部寛

コモンズDは、これまた良い!

よくわからない映像が少なく(ないとは言わない)、展示がいっぱい!

ただ、時間がない!

こういう展示を普段なら食い入るように見るんですが、それが難しい時間帯になっていました。

なにせ「CLOSE 21:00」って書かれたパネルやらタブレットを持ったスタッフがいっぱいいるし。もうすぐ終わるよというプレッシャー。困った。

でもブルキナファソって最近もクーデターあったところじゃなかったでしたっけとか、資源が意外と少ないので農業が多いぐらいの知識しかなかったのでもっと知りたいしああああってなったりするわけです。そうかー言語が60あるのかーすごい!

そんな感じに時間がないとどうなるのか。それは、(批判する意味は全くなく)スタンプキッズによってこっちの展示を見る導線が遮られるのです。

スタンプラリーでとにかく最後のギリギリまで国のスタンプを集めようと駆け回るキッズ達とその親御さん達。その彼らによって、うおおおおこれは! 何これ、ゲーム?! ルールも提示してくれている! とか興奮している人と展示の間に並ばれてしまったりするんですね。

仕方ないからそういうときは、展示が見える隙間を探しつつ、その場で「CLOSE 21:00」と書かれたタブレットとかを持っているスタッフの方とかに、少し質問をしたりしていたのでした。時間がない中、うろんな質問に答えてくれてとてもありがたかったです。

でもコモンズDの半分ぐらいを見たあたりで残念ながら21時になったので、タイムアップと判断。無念の途中退出しました。

駅へは東ゲートから向かったんですが、これがまあすごい人で。

ゲートから出られたのは21:05〜10の間ぐらいだったんですが、そこからが長い長い。しかも雨が強くなったのでみんな傘を差したりするので、行列がややいびつになったりもしていました。

結局45分ぐらいかけて、21:50過ぎに夢洲駅に到着。阿部寛さんポスターに迎えられ、ほっと一息ついて電車に乗ると、そこにも見慣れた顔が。

電車の中にも阿部寛さんがいて、親の顔より見た阿部寛、万博は阿部寛に始まり阿部寛に終わるとはこういうことかとなったのでした。

9月18日(木)KBSラジオ『となりの森谷さん』に出演します

前日の告知になってしまいましたが、明日、9月18日(木)放送のKBSラジオの番組『となりの森谷さん』に出演します!

www.kbs-kyoto.co.jp

出番はおそらく12時ぐらいから20分ほどです。

お昼まっただ中なんで、ぜひ聞いていただけたらと!

という話をしたところ「何で?」と聞かれてしまいました。はい、この場合は「なんで(きみがラジオに出ているの)?」という疑問ではなく、「なに(のジャンル)で?」という質問でした。

今回は、醤油です!!

そう、醤油について語ります。醤油も持ち込む予定です。一応、最新の同人誌『醤油手帖 寿司・刺身専用醤油編』の話もしていいと言われたのでしちゃいますとも。

shouyutechou.hatenablog.com

そしてそして。

告知とかしていいよと言われ、さらにイベントでもいいよと言われたので、9月27日に行われる関西めしけっとの告知もしちゃう予定です!

meshiket.dojin.com

KBSラジオで同じ日にイベントがあるらしいんですが気にしない!

あ、主催者のりっとるさんには告知をしちゃっていいかの許可をうかがってきました。大丈夫でした。

というわけで、頑張ってきます。告知とかを。

余裕があればリアルタイムで、エリアが違ったりリアルタイムが無理という方はぜひともRadikoでお聞きください!!

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