醤油手帖

お醤油について書いていきます。 料理漫画に関してはhttp://mumu.hatenablog.comへ。お仕事の依頼とかはkei.sugimuraあっとgmail.comまでお願いします

2010-01-01から1年間の記事一覧

アイスがおいしくなるしょう油

醤油メーカーに蔵見学に行くと、当然ながら醤油を味わうことができる。でも実はそれ以外に結構な数の醤油メーカーに行くと食べることができるのが、醤油ソフトクリーム、もしくは醤油アイスだ。どのメーカーが一番最初に始めたのかはわからないし、元祖を名…

秋田しょっつる

魚醤の中で一番有名なものは何か? もしくは魚醤の中で知っている物の名前をあげてみて、という質問があったら。多くの人が、「しょっつる」と答えるのではないだろうか。もちろん「いしり(る)」も有名だが、しょっつるの知名度はそれを上回るのではないだ…

鮭醤油

今回紹介する「鮭醤油」は、鮭にかけるための鮭専用の醤油ではない。鮭から作った魚醤だ。これも前回紹介した魚醤「越前魚醤「ととだし」 - 醤油手帖」と同じく、小泉武夫先生プロデュースによる魚醤になる。製作は北海道の佐藤水産だ。この佐藤水産は水産物…

越前魚醤「ととだし」

今回紹介するのは越前魚醤「ととだし」だ。この「ととだし」の「とと」とは福井県の方言で「魚」を表すもの。つまり、ととだし=魚の出汁という意味合いになる。そういうわけなので、この「ととだし」。何か特定の魚介類で作った魚醤というよりも、福井県で…

ほたて魚醤

最近、個人的に密かに注目している醤油業界でのブームがある。それは、さまざまな魚介類から作られた「魚醤」ブームだ。魚醤というのは、醤油を作る材料に大豆を使うのではなく、魚介類を使ったものになる。魚介類を塩と一緒に漬け込んで発酵させ、液化させ…

鮮度の一滴 味やわらか 丸大豆しょうゆ

今回紹介するのは、以前に紹介した鮮度の一滴シリーズの新製品、2月22日に発売された「鮮度の一滴 味やわらか 丸大豆しょうゆ」だ。改めて簡単に紹介するが、この鮮度の一滴シリーズは非常に画期的な醤油製品になる。従来の醤油だと、瓶やペットボトルに詰め…

豆腐が旨い! だし醤油

たまごかけご飯専用醤油のブーム以来、さまざまな○○専用醤油が発売されている。今までも「ヨーグルトにかける醤油」や「バタめし醤油」を紹介してきたが、今回紹介するのはそれらよりは多少オーソドックスな専用醤油になる。その名も「豆腐が旨い! だし醤油…

鮮度の一滴 特選しょうゆ

2009年は醤油業界にとって、革命的な製品が発売された年といえるのではないだろうか。その革命的な商品こそが、今回紹介するヤマサ「鮮度の一滴 特選しょうゆ」になる。ご存じの方も多いとは思うのだが、醤油は酸化する。つまり、錆びるのだ。醤油のような調…

大間マグロ醤油

いま現在、最高のマグロを食べるとしたら何と言っても青森県は「大間産」のマグロではないだろうか。いわゆる「大間のマグロ」と言えば、最高峰のマグロの代名詞的存在だ。日本中の料亭とかが「大間のマグロ」こぞって買い求めると言っても過言ではないし、…

バタめししょうゆ

バタめしという料理をご存じだろうか。バタめしとはその名の通り、バターとご飯のことだ。だけど、いわゆるご飯をバターで炒めるバターライスでは無かったりする。そう、炊きたてのご飯にバターをのせて、そのままかき混ぜて食べるのが「バタめし」なのだ。…

ヨーグルトがおいしくなるしょう油

醤油は言うまでもなく万能調味料だ。何でも醤油をかけてしまえばそれなりの味になってしまう。日本人で醤油が嫌いという人はそうそういないのではないだろうか。何故醤油をかけると何でも美味しくなるのか。それは醤油の成分と密接な関わりがある。醤油には…

島とんがらし醤油

今回紹介する醤油は、なんとこのブログを読んでくださっている方にいただいた醤油になる。@Gas_Ketzさん本当にありがとうございました。どんな醤油をいただいたのか。これがなんと、東京都は伊豆大島産の醤油なのだ。その名も「島とんがらし醤油」。そう、唐…

旭ポンズ

どの地方にも「ここではこれ!」といった、その地方を代表して確固たるブランドを築き上げた醤油があるのではないだろうか。そういった醤油で一番有名なのは何といっても京都のヒガシマルのうすくち醤油だと思うのだが、今回紹介するこの「旭ポンズ」も大阪…

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