醤油手帖

お醤油について書いていきます。 料理漫画に関してはhttp://mumu.hatenablog.comへ。お仕事の依頼とかはkei.sugimuraあっとgmail.comまでお願いします

7月18日(火)にラジオ出演します&コミケ102参加のお知らせ等

■ラジオに出演します

直前の告知になってしまって申し訳ありません。

7月18日(火)のABCラジオ『おはようパーソナリティ 小縣裕介です』に出演します!

abcradio.asahi.co.jp

はい、『おはパソ』です。実は昨年の10月以来の出演になります。

shouyutechou.hatenablog.com

関西では、より正確にはある年齢より上の阪神ファンの間では知らぬ者がいないと言っても過言ではない、『おはようパーソナリティ 道上洋三です』に続く伝統の番組ですね。前回と同じく、朝8時から8時20分ぐらいの間で生出演いたします。

ぜひ、関西の方も関西以外の方も、場合によってはRadikoなどを駆使して聞いていただけたらと思います。

■以下はコミケ関連の告知です

ラジオに出演すると、ありがたいことに「何か告知はありますか?」と聞かれることが多いんです。最近は出演したときにお話が盛り上がりすぎて生放送の時間ができなくて告知できなくなってしまうことも多いのですが、それでも告知はすることがあるかもしれません。

その時のために、コミケ関連の告知もある程度ここにまとめておこうかと!

というわけで、コミックマーケット102に参加いたします。

8月13日(日)東地区ス-39b『醤油をこぼすと染みになる』です。

どんな本を出すかというと……なんと、2冊出します。

■『印度映画手帖 RRR編』

1冊目は『印度映画手帖 RRR編』という本です!

そう、世間でも大きな話題になっているインド映画『RRR』についてとことん語り尽くした本です。新書サイズで186P予定。

RRRを理解するために必要な知識がふんだんに詰め込まれております。RRRの舞台である1920年のインドの話や、そこに至るまでのインドの歴史、宗教など。さらには主要な俳優のお話や、作中での細かい仕草や宗教的なものの解説などなど盛りだくさん!

RRRについてはドハマリしているので、こういったブログエントリなどもあります。もちろんこの辺の話題もきちんと再構成してとりこんでおりますとも。

shouyutechou.hatenablog.com

読むとRRRに対する解像度が爆上がり。「RRRが10倍楽しくなる本」を目指して作成いたしました。

そして。

あれ、このイラストは……? と思った方もいるかもしれません。

そう、なんと表紙のイラストは『ミスター味っ子』『将太の寿司』『喰いタン』でおなじみの寺沢大介先生に描いてもらいました! えっ、本当に!?

「おまえはレジェンドを何と考えているんだ」「レジェンドになんて注文をしているんだ」と言いたい気持ちはわかります。落ち着いて話を聞いてください。

寺沢先生の同人イベントのお手伝いをした際に、せっかくなのでRRRのコピー誌28Pを2冊作ったりして、お渡ししたりしたんですよ。

それを読んだ寺沢先生からこんなお言葉を賜りました。

「面白かったし、せっかくだから、これも1冊にまとめて本にしちゃえばいいじゃない。えっ、表紙をどうしたらいいかわからない? いいよ、俺が描くよ

いいんですか本当ですか言質を取らせていただきましたよ本当に依頼しちゃいますよやったー!

というわけで、寺沢大介先生によるビームとラーマの表紙』という世界でもここだけしか見られないような超豪華な表紙ができあがってしまったのです。いまもほっぺたをつねったりしたりしています。

こちらの進捗は186Pほぼ書き終わり、編集作業を進めているところです。これでもかとギミックを詰め込んだ本になっているので、RRRファンの方はぜひ、そうでない方も「ここからネタばらしするよ」と本文中に明記されているので、そこまでを読んでみてくださいね!

■毒を喰らわば

もう一冊は調味料の本です。今回のテーマは「毒」、それも「食べ物にまつわる毒」!

いや、毒って調味料じゃないだろうという方。はい、そうです。正確には調味料ではありません。なので正確には調味料の本ではなくて、「食べ物にまつわる毒の本」と言うべきですね。

タイトルは『毒を喰らわば』

もちろん「毒を食らわば皿まで」というあの有名なことわざからとっています。

検索したら『毒を食らわば』という本があり、『毒を喰らわば皿まで』という本があったので、ぴったり同じにならないように『毒を喰らわば』といたしました。あくまでことわざからとっていて、毒をテーマにしている本なので、前述の本の関係者の皆様は怒らないでいていただけると幸いです。もちろん、本の内容もこのことわざに関係する内容になっていますので必然性のある名前だったりします。

現代では、意外なほど「毒」が身の回りにあふれています。そもそも「毒」を「健康を害するもの」と定義してしまうと、生きていくのに必要な水ですら、一度に6リットル以上を飲むと水中毒で死に至ってしまいますので「毒」と強弁できなくもありません。

そう考えると、身の回りのものすべては「毒」であると言えるのです。どんなものであれ、無限に食べ続けたらお腹が破裂して死んでしまう、というわけですね。でも、水は一度に6リットルも飲む機会がそうそうはないため、問題になっていない=毒ではないということでもあります。

そんな「毒」のうち、食べ物の「毒」については、昔から悪用して脅しをかけてくる人(そしてそれでお金儲けをしようとする人も)が後を絶ちませんよね。

しっかりとした知識を持って、きちんと毒を怖がることができれば、そういった人達にだまされないで済みます。また、毒というものは利用できるし、人類は毒のおかげで進化していった面もあるのです。そういった食にまつわる「毒」について面白楽しく知っちゃいましょう、という本です。

まあ、あれです。

ちょっとガチガチの本になっているように思われますが、あくまで「楽しんでもらえる」ことを目指して書いているので、そこまで肩肘を張らなくても大丈夫。それでいて広範な知識が身につく、みたいな本になっているはずです。

扱っている毒は、それこそジャガイモの芽とかの身近な野菜に含まれる毒から、なぜ牛肉以外は生肉で食べたらだめなのとか(生肉はお腹を壊す=毒ですよね)、ミネラルにまつわる話や、いわゆる「腐敗」までさまざまです。

繰り返しになりますが「食にまつわる毒」の本なので、「蛇とかハチに刺されたんだけど対処法は何ページに載っていますか?」と聞かれても「載っていないのですぐに病院に行ってください」としか言えません。

こちらは現在執筆中で、表紙とかも含めて告知はそのうちできると思います。あ、新書サイズでこれも180P近くになる予定です。

コミティアにも参加予定

9月3日(日)のコミティアにも参加予定です。

こちらは、寺沢先生のお手伝いを……ということで、寺沢先生のサークル「寺沢企画」と合体スペースで参加いたします。

それどころか、グッズのお手伝いもしました!

このグッズ、本当にすごくて、早く告知したいんですが、もうちょっとお待ちいただけたらと。こちらの告知はまた完成したときにでもいたします。よろしくお願いいたします。

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