「最高峰」の醤油がここにある
サークル「醤油をこぼすと染みになる」は、12月31日のコミックマーケット95にて、新刊『醤油手帖 全国醤油品評会編』を頒布いたします。
ワタシ、ショウユ、チョットデキル。という人なので、よく醤油に関する質問をされたりします。中でも一番多いのが「で、どれが一番おいしいの?」というもの。
おいしいおいしくないは結構主観が絡んでくるのでだいぶ難しい問題なんですね。たとえば、世の中には生醤油系の香りが好きな人もいれば苦手な人もいますし。塩辛さを感じるのが好きだったり、甘味を感じるのが好きだったりとかは、個人の問題が大きいわけです。
でも、こんな質問なら答えられます。
「どの醤油が『すごい』の?」
なぜなら醤油の世界には、毎年行われている『全国醤油品評会』という大会があって、そこで優秀な成績を収めると「農林水産大臣賞」や「食料産業局長賞」を贈られるのです!
えらい人達がきっちり審査をして、すごい醤油だと認めた醤油。
いわば「最高峰」の醤油に興味がありませんか?
ありますよね。
いいでしょう。ならば醤油手帖だ!
というわけで、今回は平成最後の、第四十六回全国醤油品評会で「農林水産大臣賞」「食料産業局長賞」「優秀賞」を受賞した醤油をほぼすべて紹介しております!
見てください。この目次の数。
やりすぎました。
50本とかあります。
ちょっと諸事情あって、5本ほど掲載できていないのですが(理由はコラムに記載しております)それでも大ボリューム。202ページあります。えっ、200ページ越え?
本文はこんな感じです。いつものように文字だらけですね。サイズは手帖(新書)サイズ。わからないことがあったらすぐに開けるし、快適に文字をたくさん読んでいただけます。
で。
今回の本、何がすごいって、いまサンプルで挙げたのは違うのですが、基本的には日常消費用の醤油が出品され、受賞するために、全て「大容量の醤油」しかないんです。問い合わせてみたら「すみません、一番小さくて1リットルなんです」「1.8リットルの瓶しかないんですけどいいですか?」と何度言われたことか。
そう。
今回の醤油手帖は「歴代最重量」の醤油を扱った本でもあるのです! その重さ、50kgをゆうに超えます。重い。
その他にも、表紙に箔をつけたりとか、初回限定特典カバーをつけたりとか、歴代で一番お金をかけてバンバンやっていたらあっという間に金額もすごいことになってしまいました。
というわけで今回は頒布価格1500円でやらせていただきます。平成最後にふさわしい、中身も外見も「豪華絢爛」な歴代最重量(いろんな意味で)の醤油手帖。新しい年を迎える際に、一冊ぜひ読んでいただけたらと思います。
『醤油手帖 全国醤油品評会編』は頒布価格1500円。
12月31日(月) 東2ホール Aブロックー41b 「醤油をこぼすと染みになる」
で頒布いたします。
そうはいっても分厚そうだし、お高そうだし……という方のために、一章を丸ごと読めるお試し版を用意いたしました。下記リンクから読んでみてください。
www.dropbox.com
それでは、当日会場で皆様とお会いできることを楽しみにしております。