サークル『醤油をこぼすと染みになる』は、8月11日(日)のコミックマーケットにて、新刊『醤油手帖 めんつゆ草子』を頒布します。
めんつゆ、おいしいですよね。
めんつゆが嫌いな人はいないんじゃないかと思うぐらい、めんつゆはおいしいです。もちろん、僕も大好きです。だったらめんつゆについて語る本を作りたい!
というわけで、めんつゆについて特集した本を作ってみました。
今回は、新しいシリーズにしています。というのも、ちょっと最近のうちのサークルの本、分厚かったですよね。200ページ超とか、なんというか、やりすぎた感があります。お値段もお高くなりましたし。分厚いと在庫のダンボール管理も大変なんですよ!
なので、読み応えはありつつも、薄い本を作りたい。
気軽に読める本を作りたい。
でも、手抜きするつもりはなくて、面白くてためになる本を作りたい。
どうすれば実現できるかを考えて作ったのがこの「草子」シリーズ」なのです。
「草子」について辞書で調べてみましょう。「閉じた本。冊子本」の他に、「絵を多く入れた大衆的な読物の本」とあります。読み物でありつつも、軽く読めるのにぴったりではないでしょうか。
なので、こういう読み物部分は変わりません。
変わったのは、紹介するめんつゆのセレクトでしょうか。
今まではやらなかった「好きなめんつゆベスト10」を実装してみました。とはいっても、そのまま好きなのを10個並べるのも抵抗があります。そのときどきの体調や、つけあわせ、一緒に飲むお酒などで順位は入れ替わるからです。
単に順位付けするのも簡単ではありますが、今回は趣向をこらしてみました。それが「推しめんつゆトーナメント」システムです!
くじ引きによってトーナメントを作成。そして、一本ずつ味比べをして、よりそのときに好みだったものが勝ち抜け。最終的に勝ち残ったものが、そのとき一番好きな推しめんつゆというわけです!
やってみると意外な発見がありました。
単体で食べるとかなり好きな味わいなのですが、対決で食べて相手と対比してみると、相手のインパクトに押されて物足りなくなるものや。反対に、相手の味わいがくっきりしている分、繊細な味わいがわかるようになったものもあります。
そうやって上位にあがったものを紹介しています。
もちろん、購入場所等への言及もしてあります。Amazonや楽天で買えるものはその旨を記載。公式通販のみだったらそのことも書いてあります。
市販のめんつゆの素晴らしさから、本格的なお蕎麦屋さんのつゆの作り方、家庭での作り方なども解説しています。この一冊で、めんつゆについていろいろ知れるし、おいしいめんつゆもわかっちゃう!
『醤油手帖 めんつゆ草子』は新書サイズ102P、800円。
C96 日曜日 西2ホール あ-23b 『醤油をこぼすと染みになる』
で頒布いたします。通販の準備も進めます。よろしくお願いします。
ちょっとどんなものか読みたいという人は、下記の試し読みリンクからどうぞ!
www.dropbox.com