講義っぽさが少しずつ増している漫画版『白熱日本酒教室』
1月25日公開分はこんな感じでした
【お酒ができた!】【いろんな醸造酒】アザミユウコ『白熱日本酒教室』 https://t.co/Dkpal18c3W #ツイ4 pic.twitter.com/KwjJUtdtmQ
— ツイ4 (@twi_yon) 2018年1月25日
はい、コメント欄が「かもすぞー」で染まりました。
もやしもんはやっぱり偉大な作品ですよね。真っ先に思い浮かぶ人が多いというのもわかります。
今回のお話はもやしもんっぽさをやりたかったというのではなく、本題はアルコール発酵の原理にあります。菌が主役ではないので、菌の名前も出さずにあえて「酵母」にしているのですね。
アルコールを造る原理は、「糖分を発酵させるとアルコール(と二酸化炭素)になる」です。
ここを抑えておかないと、わからなくなってしまう日本酒が出るのですね。たとえば活性にごりとかが、なぜ蓋に穴があいていて空気を逃がす仕組みがあるのかとか、この大前提を知らないと理解することは難しいのです。
なので、繰り返し繰り返し出てきます。
新書版を読んでくださった方は、何回か出てきたのを記憶しているかもしれませんが、漫画版も連載がもしも続けば続くほど、文言として「糖分を発酵させるとアルコール(と二酸化炭素)になる」というのは登場予定です。
というわけで、菌が主役で菌の活動というよりは、このことを理解するための模式図だと思っていただけたらと。ちなみに菌とか糖も模式図からデザインされています。このあたり、明日になるともうちょっとはっきりとわかりやすくなる、かな……?
まあ、模式図とか化学式とかわからなくても楽しめるようにしていきたいと思っております。何かしらご意見がありましたらTwitterでコメントしてください! 質問でももちろん大丈夫です