醤油手帖

お醤油について書いていきます。 料理漫画に関してはhttp://mumu.hatenablog.comへ。お仕事の依頼とかはkei.sugimuraあっとgmail.comまでお願いします

C101で『おかしなおこめのおさけ』を頒布します

「おかしな」「お米の」「お酒」がおもしろい!

12月31日に開催されるコミックマーケット101において『おかしなおこめのおさけ』を頒布いたします!

いま……というか、少し前から、日本酒というか、お米を使ったお酒がとてもおもしろいことになっているんです。

それは醸造技術の発達であったり、飲み手側の嗜好の変化だったり、法律的な問題だったり。さまざまな要因があるんですが、一昔前では考えられないようなお酒だったり、新しい技術を駆使したお酒が登場しているんです。

そんな「おかしな」「お米の」「お酒」を集めてみました!

たとえば、こんなお酒です!

その名も『しょーゆん』。

はい。醤油ですよね。醤油を入れた日本酒……というわけではなく、醤油で使われている「麹」を日本酒に使ってみたというお酒なのです。

こう書くと、へーそうなんだーで終わっちゃうかもしれないんですが、これがまあ技術的に結構難しいことをやっておりまして。というのも、醤油も日本酒も歴史が長く、関わっている微生物はそれ専用にカスタマイズされているというか、特化するように進化しているんです。

なので、餅は餅屋というわけではないんですが、他のジャンルに持っていってもうまくいかせるのはかなり難しいし、おいしく仕上げるのはもっと難しいというわけなんです。その難しいことに果敢にチャレンジしたお酒なんです!

どうです? おもしろそうじゃないですか?

また、こういうお酒もあります。

こちらは「どぶろく!」

しかも、よく見てください。「ホップどぶろくって書いてありますよね。

ホップといえば、もちろんビールに使われるハーブです。それをどぶろくという、日本酒のベースになっているお酒に使ってしまったというなんとも素敵なお酒なのです!

そして、これがもう、おいしいの何のって。

サンプル画像の左下でも「傑作では!!」と言っているぐらいの味わいなのです。

と、こんなお酒を12本ほど紹介している本になります。これが目次ですね。

あっ! 露骨な宣伝がなぜか収録されている!(『白熱日本酒教室』よろしくお願いします!)

もちろん、なぜこういうお酒が登場したのかということがわかるコラムも満載!

と、非常に内容盛りだくさんな「おいしくて」「面白い上に」「お勉強になる」本に仕上がっております。

書いたのは私と、『白熱日本酒教室』でもおなじみのアザミユウコさん! そう、久々に合作で同人誌を作ってみました。というわけで、サークルとしては『酩酊女子制作委員会』『醤油をこぼすと染みになる』のそれぞれのスペースで頒布いたします。

『おかしなおこめのおさけ』はA5版38Pフルカラーで700円。

12月31日(土)

 東5ホール "シ"-52a 「醤油をこぼすと染みになる」

 東2ホール "Z"-01a 「酩酊女子制作委員会」

にて頒布いたします!

もうメロンブックスさんでも予約が開始されているようです!

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1723150

通販だと1,100円(税込)の予定です。よろしくお願いします!

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