普段はお醤油の人とかお酒の人として活動しているのですが、実は料理漫画研究家という肩書きも持っていたりします。
え、何ソレ。と思われる方も多いでしょう。
まあ、あれです。料理漫画についてあれこれテレビとかラジオで語ったりする感じなのです。
そんな研究の成果が、本になります!
ここだけの話ですが、かぶらないようにスケジュールを調整していたはずなのに、コミケの新刊『醤油手帖 たまごかけ醤油百科』と最後にいろいろかぶって大変な目にあいました。
詳しくはリンク先を見ていただきたいのですが、簡単にまとめますと、料理漫画・グルメ漫画の歴史を一冊にまとめた本です。
現実の食文化がグルメ漫画にどういう影響を与えたか。
グルメ漫画が現実の食文化にどういう影響を与えたのか。
70年代、80年代というように、10年ごとに区切ってあれこれまとめてみました。
なので一番最初にやったのがこういう年表を作ることだったりします。この画像は90年代ですね。
何年の何月に、何という作品の何巻が出たのかをひたすらまとめていったのです。
この作業がまあ実に大変でした。いま最後の追い込みというか、みなさんに公開するようのバージョンを作っています。今ならまだ「こういうデータが欲しい」というのが間に合いますよ! たぶん!
ちなみに「グルメ漫画」と呼称しているのは、検索数で決めました。「グルメ漫画」で検索したときの方が、「料理漫画」で検索をしたときよりも数が多かったので、より一般的な名称は「グルメ漫画」なのだろうと。なので以後、本の話をするときには「グルメ漫画」と言っています。
そして、そして。
帯はなんと、『ミスター味っ子』『将太の寿司』『喰いタン』の寺沢大介先生が描いてくださいました!
この帯をもうみなさんに早く見て欲しい。
というわけで、今後しばらくの間は、毎日のようにこっちのブログでもあっちのブログでもこの本のことを何かしら描いていこうと思います。
8月26日(都内の早いところだと25日)から発売されますので是非よろしくお願いします!
あ、なんというか、書店さんにたくさんあるというわけではないので、確実に手に入れたい方は予約をしたりした方が良いと思いますですよ!
ちなみに、11月26日に大阪でイベントをやる予定でもありますので、よろしければこちらも是非に!