醤油手帖

お醤油について書いていきます。 料理漫画に関してはhttp://mumu.hatenablog.comへ。お仕事の依頼とかはkei.sugimuraあっとgmail.comまでお願いします

はてなブックマークニュースで焼酎蔵見学レポートが公開されています。プレゼントの応募は今度の日曜まで!

公開されてからちょっと時間が経っちゃいましたが、はてなブックマークニュースさんに焼酎蔵の見学レポートが掲載されております。

醤油手帖が行く! 宝酒造「黒壁蔵」で焼酎造りのすべてを見てきた - はてなブックマークニュース

はい。はてなの中なので「醤油手帖」さんなのでした。

今回伺ったのは宝酒造さんの黒壁蔵です。これがまあすごいんですよ。宝酒造さんと言えば業界最大手のひとつです。その大手さんの設備はやっぱりすごかった! としか言いようがありません。

これはなかなか難しい問題が絡んでくるんですけれども、やっぱりなんというか、中二病高二病ではないんですが、某作品に影響を受けちゃっていると「大手はよくない」「小さいところが手造りでやっているものこそ至高」みたいなことを思っちゃったりするじゃないですか。

でも、やっぱり大手の蔵は本当にすごいんです。それは設備もそうだし、トレーサビリティもすごい。一本一本全てラベルのシリアルを撮影して、何か問題があったらすぐに追いかけられるようにするとか、大手さんじゃないと無理ですよね。

記事中でもポイントになっていますが、大がかりな設備がありながらも、最後は人の手や人の舌、そして人の目でしっかりとチェックをしているのです。なので、それこそ高二病(でいいんでしたっけ)の人が言うような「大手は工業的に生産している」というのは間違いなんですね。そもそも発酵が絡んでいるわけですから、100%思い通りにはなかなかいきません。そこを、設備と人の手を使って、なるべく品質を一定にしているということこそが、高い技術力の表れでもあるわけです。

いやまあでも、なんとなくわかります。何と言えばいいんですかね。例えるならば、小さいところのお酒とかは「自分が見つけた」感があって、一方の大手の物でスーパーでも買えるものはそういう感じがないわけで。あとはメジャーで売れているものを褒めるのはマニアとしてちょっと負けな気がする、みたいな感じでしょうか。

まあ、それはさておいて、肝心の味についてはどうかという意見があると思います。「大手のものも飲んだけれども、味が好きじゃ無い。だから大手はよくないと言っている」という人もいるでしょう。これは個人の好みの問題があるので一概には言えません。でも、適切な飲み方をすると、どれもこれもおいしいですよと言いたいのです。その味が好きじゃないは、適当な居酒屋で適当に出されたものを飲んだりしていませんか?

今回の記事のプレゼントにも載っている、黒よかいち「とうもろこし」とかはお湯割りにするとめちゃめちゃ美味しかったです。

ちなみにもうひとつのプレゼントである、 宝焼酎「ゴールデン」もおいしかったです。これ、あまり大々的に宣伝されていないんですが、ブレンドがすごい焼酎なんですよ。サトウキビ、トウモロコシ、大麦のブレンド焼酎なのですね。これが実にいいバランスで、おいしいんです。

……なんか話が豪快にそれました。

今回はRICOH THETAという360度映せる全天球カメラを持っていきました。撮った写真を埋め込みで見てみるとこんな感じです。 

ほんとはもっともっとたくさん撮ったんですけれども、ところどころに写っちゃいけないものが写っていて、写真がことごとく没になりました(笑)

いやー、周りが撮れすぎちゃうのも困りものです。でも、工場見学とTHETAの相性は抜群でした。抜群過ぎてこういうことになってしまったのですね。

もう一個OKが出たのがこちらの写真です。

この樽の並びはもう圧巻でした。全てコンピュータで管理されていて、どこに何があるか把握されています。で、いい感じに熟成されたらブレンドに使われたりするというわけですね。この迫力は相当のものでした。

ちなみに裏話をここでちょっとだけ。

取材は2月下旬だったのですが、見ての通りこの日は雨でした。それどころか、雪が降る予報まで出ていたりして。宮崎県なのに。

なんかね、今年は滞在するところするところで雪が降るんですよ。関東でも、関西でも、九州でも雪に降られております。しまいには「ちょっと雪が降ってきたんですけれども、むむさんいまこっちにいるんです?」と言われるぐらい、雪づいています。雪男です。

そして、記事中でもちらっと書いていますが、醸造アルコールをなめてきました。これは宝酒造ぐらい大きな規模で、自分達で日本酒をやっていてなおかつ醸造アルコールを造る設備があるからこその役得みたいなものですね。日本酒の世界では、一部の人にあれこれ言われている醸造アルコールですが、実際になめると甘みを感じました。これは意外です。正直な話、予想していたよりもおいしかったです。これが日本酒に入って味を調える作用があるのなら、別に入れてもいいんじゃないかなあとか思うわけです。まあこの辺の話は長くなるのでこのぐらいにして……

最近は、料理でも味が濃いものが増えてきています。これは、ラーメンで考えるとわかりやすいでしょう。数年前は上級者向けだったらラーメンが、今や初心者向けになっているぐらい、全体的に味付けが濃くなってきています。

そんな中で料理と合わせるのに、焼酎という選択肢は再度注目されてもいいのかもしれません。数年前の焼酎ブームのときにはプレミアム焼酎がいくつか生み出された後に沈静化した感がありますが、今あらためて焼酎と料理の相性を追求するというのも面白いと思いました。

というわけで、ちょっと今後は焼酎もいくつか飲んでいこうと思っています。焼酎手帖を作れるかどうかはわかりません(笑)

なんか、記事の方にはツッコミ入れづらかったんだけれども、ここのところどうだったの? 教えて! とかはお気軽に問い合わせていただければ、答えられる範囲でお答えいたします。

で、ちなみにこの記事はPR記事でもあるので、プレゼントがあります。4月13日までにはてなブックマークに追加するだけで応募できるようです。醤油手帖もプレゼントされますよ! 皆様のご応募お待ちしております。

醤油手帖

醤油手帖

 

 

RICOH デジタルカメラ RICOH THETA 360°全天球イメージ撮影デバイス 0175760

RICOH デジタルカメラ RICOH THETA 360°全天球イメージ撮影デバイス 0175760

 

 

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