今回のコミケでは、恐れ多くもお誕生日席に配置されました。ありがたいことです。
なので、ちょっとブース用ポスターを制作してみました。ポスター立てを使って、周りの方々に迷惑にならないように掲げる予定です。
是非当日はこちらのポスターを目指して遊びに来てください!
今回のコミケでは、恐れ多くもお誕生日席に配置されました。ありがたいことです。
なので、ちょっとブース用ポスターを制作してみました。ポスター立てを使って、周りの方々に迷惑にならないように掲げる予定です。
是非当日はこちらのポスターを目指して遊びに来てください!
タイトルを見て、あれ? 醤油手帖カバーじゃないの? と思われたかた。誤変換ではありません。今回に限っては手帳の字でいいのです。
いったい何を作ろうとしているのかというと、いわゆるブックカバーですね。和紙っぽい紙で手触りのいいものを使ったブックカバーが欲しいのです。
おかげさまで、毎回醤油手帖ではデザイナーさんに何点かアイデアを出していただいて、表紙案アンケートを行っていましたが、没になったアイデアもすばらしいと思っているのです。これを何とか利用できるものは無いものか……と、ずーっと考えていたのですが、ふと思いつきました。これでブックカバーを作ればいいのではないかと。
というわけで、紙製のブックカバーを作成し、それを手帳にかぶせればあら不思議! あなたの手帳が醤油手帖仕様に! という手帳カバーを作ろうと思います。
手帳にも使えるし、本にも使えるのがやっぱりいいよねというわけで。でも手帳だとどのサイズがいいんだろう。ほぼ日手帳だとカバーはみんなつけているだろうしなあ。Moleskineポケットなのかなあと考えることは色々あります。書籍にも使うのだと、文庫サイズがいいのか新書サイズがいいのか。これも悩みどころ。手触りも重視したいのでいい紙を使いたいですし。
本当はもうちょっと早く思いついていればコミケに間に合ったのですが、さすがにちょっと間に合わなさそうです。というわけで、(受かれば)コミティアに出したいと考えています。
決めなきゃならないことリスト(ご意見大募集中です!)
・A4でいいのか
・文庫サイズを想定するのか新書サイズを想定するのか
・紙の質
・どの表紙を採用するか(何枚か組のセットにするのか)
ちなみに今までの没になった表紙案の一部はこんな感じです。
夏のコミックマーケットで大好評だった醤油手ぬぐい。一回増刷したのですが、これもほとんど手元になくなってしまいました。皆様ありがとうございます。
今回のコミックマーケット83でももう一度手ぬぐいを用意しようと思ったのですが、ただ同じ物を作るのでは芸が無いなあと。というわけで、ほんのちょっとだけバージョンアップしてみました。
どこがどうバージョンアップしたのか。それは、布がほんのちょっとだけパワーアップしたのです!
どういうことか説明しましょう。注染で使われる布には、大きく分けて「岡生地」と「文生地」 とがあります。どちらがどういいかというのは非常に難しいのですが、簡単に特長をまとめますと
岡生地:目が細かいので、浴衣に近い手触り。細かい表現もできる
文生地:目が少し粗いので、通気性がいい。細かい表現は少し苦手
となっています。
この辺の差は本当に些細なので、まああまり気にしなくてもいいんですが、そういう種類があるのですね。醤油手ぬぐいはこの「岡生地」を使っています。
実はこの岡生地には2種類ありまして、通常の「岡生地」と、ちょっとだけ質のいい(?)「特岡生地」とがあるのです。何がどう違うかというと、岡生地が35cm幅なのに対して、特岡生地が36cm幅なのですね。幅が1cm大きいわけです。
そこで今回は思い切って「特岡生地」で増刷をしてみることにしたというわけです。届いたばかりだし、手元の醤油手ぬぐい(初代)は何度も使っているので肌触りを比較して一概にはどうとは言えないのでこれからなのですが、とりあえず現状で考えられる最高峰の生地なのは間違いないんじゃないかと。
というわけで、コミックマーケット83にはこちらの特岡な醤油手ぬぐい其の弐(仮)を持っていく予定です。頒布価格は前の醤油手ぬぐいと変えません。
前回手に入れ損ねた方は是非とも、すでに持っている人は特岡生地と岡生地の触り心地を比べる目的で、一枚いかがでしょうか?
無事に入稿が終わりましたので、醤油手帖vol.3の中身とかを紹介していきましょう。
まずは確定表紙を表裏です。どーん!
アンケートのときよりも、醤油染みの位置を調整しております。裏表紙の左上に輪染みを、右下に醤油染みを配置しているのですね。もしよかったら以前のアンケート時と見比べてみてください。こっちの方が、いいですよね?
実は今回、印刷所を変えております。別に以前お世話になった印刷所に不満があるわけじゃないんですが、醤油手帖のコンセプトは「とにかく思いついたことを盛り込む」なので、もう一歩踏み込んだ仕様にチャレンジできる印刷所にお願いをしようと思ったのですね。今回は、そんなわけで別の印刷所様で印刷をしております。
大きな変更点としては「箔押し」でしょうか。今回は箔押しの種類や面積を大きく使って、1つの箔(金色)でタイトルと醤油瓶を作っております。
……ところがここで問題が1つ。
細かい文字や細い線が通常の箔押し通常の箔押しでは綺麗に出ないかもしれない、と印刷所から言われてしまったのです。解決するには「高精細箔押し」という、普通のものよりも細かくできる奴(でもお高い)にするか、元のデータを修正しなければなりません。多少のつぶれも味があって、それはそれで良い物なのですが、繊細な感じも捨てがたい……
というわけで、今回は「高精細箔」で作業をしてもらうことにしました。思いついたことは何でも盛り込む! の精神です。
是非、お手に取ったら箔の部分に注目してみてください。高精細箔の美しさを体感できるのではないかと思われます。
つぎに本文を見てみましょう。これがたまごかけご飯専用醤油のところの本文ですね。
そしてこちらがコラムコーナーのサンプルです。
実は、ここもかなりこだわりました。どこにこだわったかというと「文字組み」です。
見ての通り、醤油手帖は縦書きで構成されています。この縦書きが、実は結構難題なのですね。横書きだと問題の無い表現、例えば100mlという表現も縦書きにするとどう表現するかとても悩ましかったりします。
実は、醤油手帖vol.2では悩んだ結果、数字は基本的に漢数字を使うようにしました。年号とかは「二〇〇一年」のような表記になっていたのですね。でも、ここで文字組みの問題が出てきたのです。
vol.2までは詰め組みというやり方で文字を配置していました。いったいこれは何なのかというと、1文字1文字の余白が文字ごとに異なっていて、プロポーショナルフォントを使って書いた文のようになっている、という表現がわかりやすいでしょうか。
そうなると、「二〇一一年」のように「一」が縦に2つ重なると、余白が詰まりすぎて「二〇二年」のように表記されてしまっていたのです。なので、これもさんざん悩んだのですが「二〇十一年」のような表記にしたのですね。お手元にvol.2がある方は見てみてください。
そこで今回の醤油手帖vol.3ではベタ組みという文字の配置にしてみました。ざっくり言うと、等幅フォントで書いた文章のようになります。
ベタ組みにすると、ひらがな部分がすかすかで、画数の多い漢字の部分が濃く見えるという印象を受けやすくなります。ぱっと見の濃淡の差が出るので、少し違和感があるように見える、という印象を受ける方もいるかもしれません。でも、古くからの文庫など多くの縦書きの書籍ではベタ組みですし、何より年代を多く使う醤油手帖では「二〇一一年」が綺麗に読めるし、文字のピッチが一定になって疲れにくいのでは、といった理由でベタ組みの方が向いているという判断を下したのでした。結果的に、新書のような感覚で読めるようになり、良かったと思っています。
この辺をもうちょっと詳しく知りたいという方がいたら是非ご連絡を。こういうことを語りたくてうずうずしているので、もっと詳しいエントリを書きます。
さて、お待たせいたしました。豪華ゲスト様情報です。今回の醤油手帖では、3名の方にゲストイラストをお願いいたしました。
みゃむ様
伊藤ベク様
アザミユウコ様
です。
今回も醤油手帖vol.2と同じく、イラスト&コラムという構成になっています。というわけで、アザミユウコ様の美麗なイラストページをどどーんと!
さらにさらに、本に彩りを添える遊び紙(表紙と中表紙の間の紙です)もばーんと奮発しちゃいました。かなりいい紙を使っているので、ちょっと触ってみたりしてみてください。
というわけで、細部に至るまで神経を注いだと自負している醤油手帖vol.3 〜たまごかけご飯専用醤油編其の弐〜は、A5版64ページ(うちカラーが8ページ)で600円になります。はい、調子にのって、一番いいのを頼むと言い続けていたら500円だと赤字になることが発覚したのでした……
でもでも、本当にすばらしい本に仕上がったと思います。
醤油手帖vol.3 〜たまごかけご飯専用醤油編其の弐〜は、コミックマーケット83の3日目(12月31日)東ホール「フ-45b」にて頒布いたします。そのほかの正式なラインナップが確定したら、また取り置きフォームも用意させていただきますので、皆様よろしくお願いいたします。
醤油手帖vol.3 〜たまごかけご飯専用醤油編 其の弐〜を無事に入稿いたしました。何か大きなミスとかが無い限り、予定通りコミックマーケット83の新刊として出るはずです。
報告が遅れましたが、表紙アンケートで決まったのはこちらです。3-A案になりました。
3ーBや1-Aも人気があったのですが、頭一つ抜け出したのがこの3-A案です。金色の箔がかっこいいですね。
アンケートにご協力してくださった方々、本当にありがとうございました!!
……で、一つだけお詫びを。同じくコミックマーケット83で出す予定だった醤油手帖vol.4 〜魅惑の魚醤編〜ですが、どうもちょっと間に合わなさそうです。すみません。
2月のコミティアに申し込みましたので、当選したらそこで出ることになります。もし2月のコミティアで落選しても、その次(5月でしたっけ)のコミティアで出したいと思っています。もちろん次の夏のコミックマーケットも考えておりますので、よろしくお願いいたします。
ただいまコミケに向けて絶賛作業中なのですが、本当に今回の冬コミで2冊出るのだろうかという感じになっている醤油手帖。できる限り作業を頑張ります!
というわけで、先日の醤油手帖vol.3に引き続き、醤油手帖vol.4の表紙アンケートにご協力いただければと思います。
……と言いつつ、まだ細部(とくに醤油の染みの位置)が決まっていなかったりしますが、その辺は何となくご了承いただけたらと。むしろ希望がある方は希望を言うチャンスですよ! あなたの意見で醤油手帖は進化します!!
今回は3案になります。
どれも「里紙 雪」の和紙っぽい紙を使っています。水色の線は折りの部分ですね。ちなみに箔は全部銀色で、1がつやなし、2と3がつやありです。箔のつやは、アルミホイルの表と裏を想像していただくとわかりやすいかと。
小魚が回遊しているような1案、大きくお魚が目立つ2案、波間に小さい魚が跳ねている3案のうちどれかを選んでいただけたらと思います。
フォームは後ほど設置しますので、とりあえずはコメントでもTwitterの@mu_mu_宛てでもFacebook宛てでもご意見をお聞かせ願えればと思います。
あ、もちろんvol.3のアンケートもまだまだ募集中ですよ! こちらもよろしくお願いいたします。
恒例の企画がやってまいりました。醤油手帖vol.3の表紙案アンケートです。vol.4はもうちょっと待ってくださいね。
今回から印刷所を変える予定です。そうなると何が起こるのか。表紙に使う紙を変えることができるのですね。
で、あまり知らなかったのですが、紙が違うと当然のように地の色が変わります。なので、今回の表紙パターンはそういった使おうと思っている紙に合わせたカラーリングをデザイナーさんに用意してもらったというわけなのです。さらに、箔もいろんな種類ができるのですね。それを踏まえてデザインをしてもらいました。
というわけで、まずはこちら! vol.1のようなツバメノートっぽいデザインです。
この2つの案は「里紙 雪」という紙を使ったものを想定しております。この紙は素朴でいて、温かみのある、和紙のような手触りの紙なのですね。和紙っぽい手触りの醤油手帖。魅力的だと思いませんか?
ちなみにベースの紙の色は、黄色味がかったグレーがほんのちょっとだけついた感じになります。
お次はこちらのアイデア。
シンプルにシンプルに。でも、たまごと醤油の主張がある。そんなデザインです。
上側の2ーAで使われている紙は「ミニッツGA スノーホワイト」という紙です。小さな菱形の網目模様がエンボス加工(型押しになっている加工)されている紙ですね。色はややアイボリーがかった、目に優しい白です。この手触りもまたいいんですよ。
2ーBは同じデザインの「里紙 雪」版ですね。こちらは色合いがグッと落ち着いた感じになります。
そして最後にこちらの2点!
どどーんとイメージを変えてみました。こちらの上下に何の違いがあるかというと、箔です。両方ともタイトルと醤油瓶が箔なのですが、上が金色、下が銀色になっています。
今回この2点だけではなく、6点全てで使おうと思っている箔はつやの無いマットな箔です。つやのあるのと無いのとの違いは、アルミホイルの表と裏と考えるといいでしょう。あの裏面のような感じになります。
なので、結構箔で広く面積をとっていますが、落ち着いた印象に仕上がる予定です。
ちなみに両案とも紙は「里紙 雪」を使う予定です。
例によってTwitterで@mu_mu_とかFacebookで「1ーAがいい!」とか、「3ーBが最高!」とか適当に言っていただければがんがん集計いたします。あれとこれとを組み合わせたのがいい! とか、ここの醤油瓶は傾いたのがいい! とかそういう要望もどんどんおよせください。細かい質問も大歓迎です!
ではよろしくお願いいたします。