C104のお品書きができました!
新刊は『天然信仰』です!
内容はこちら!
簡単に言いますと、食材には“天然”と“養殖”や“人工”があります。“天然”っていいですよね。でも、“天然”とついていたら何でも無条件に良いと思ってしまいませんか。むしろ危険なものもたくさんあります。
そして、現在の“養殖”の技術はとてもすごく、昔のイメージで固まっているともったいないですよ。そもそも“養殖”を広くとると、畜産だって農業だって、さらにはキノコや麹菌といった菌類を育てるのだって“養殖”と言えます。養殖を知り、天然信仰を見直しましょう。という本です。全然簡単にまとまらなかった!
まあ、あれです。
本の方にも書きましたが、“天然”を信仰する根底にあるのは、その逆で、“養殖”や、そもそも科学に対する不信感みたいなのがあるんじゃないかなーと考えております。農薬だったり、抗生剤だったり、そういう「薬まみれ」は嫌だというのが“天然”好きの人には多いんじゃないかと。あと、環境を汚すとかですね。
でも現在の養殖は意外とそうなっていないので、情報をアップデートしていきましょうという本でもあります。案外おもしろくなったんじゃないかと自負したりしていますので、良かったら買ってネ!
注目の表紙は、寺沢大介先生に、『将太の寿司』の審査委員長こと「柏手の安」溝口安二郎さんを描いていただきました! パァァンもあるのでご安心を!
コミケに行けないという人は、ぜひメロンブックスさんをご利用ください。今回はメロンブックさんだけです。他に扱いたいという書店さんからお声がかかればどうなるかはわからないのですが……
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2510589
既刊もあるよ
既刊は3冊です。
まずは、『わるいはうまい』!
体にわるいものはうまい。だからやめられない。
ということをテーマにした本です。体に悪いものってありますよね。糖質だったり、脂だったり、アルコールだったり、塩分だったり。それらはでも、おいしいですよね。なぜおいしいと感じるのか、本当に体に悪いのか。ということをとことん語っております。
表紙は同じく寺沢大介先生に描いてもらった、『ミスター味っ子』の味皇様、村田源二郎その人です!
次に、『毒を喰らわば』!
これは、食べ物の「毒」をテーマにした本です。
簡単に言うと、すべて食べ物は「毒」なんです。生きるのに必要な水ですら、一度に6リットル飲むと水中毒症を起こして死んでしまいます。みんな大好きトマトにも、トマチンという猛毒が含まれているので、なんと一度に4トン食べると死んでしまうのです。
はい。
「えっ」となりましたよね。
そう、ようするに、なんでも「量」が重要なんです。一度に6リットルの水も、一度に4トンのトマトも、とてもじゃないけれども普通に暮らしていたら摂取できませんよね。だから問題になっていないし、摂取して大丈夫なんです。
というような、食べ物の「毒」に関する知識が満載! 正しい知識を持って、正しく怖がっていきましょうという本です。
表紙は寺沢大介先生に『喰いタン』の高野聖也さんを描いてもらいました!
この三冊は自分の中で勝手に、寺沢大介先生に表紙を描いてもらった「食(の「わるい」)を深掘りする三部作」と位置づけているんですが、ちょっとマニアックになってしまってもいます。マニアさが薄い順、つまり初見の人向けはどうなのかという順に並べるとこんな感じでしょうか。
『わるいはうまい』>『天然信仰』>『毒を喰らわば』
どれも読み応えがありますので、夏休みの間かけて、じっくり読むのにオススメです!
もっと軽く読める、よくわからない本もあります。『いけず石観察手帖3』!
いけず石……いきなり言われてもわからないと思いますが、京都などの細い路地の角にある、石です。車で通るときに邪魔に感じるあれ。あれです。あれをひたすら集めた本です。説明をされてもわからないですよね。
でもなんか、ちょこちょこブームがきているようで、今年に入ってから「京都新聞」「日経新聞関西版」「NHK関西」の取材を受けて、登場しているという、マスコミにめちゃめちゃ登場している同人誌でもあります!
まあ、百聞は一見にしかずと言いますか。
わけわからない本なので、お気軽にお手にとって見てください!
場所はこちら!
肝心の場所ですが、ちょっといつもとは違った、真ん中らへんです!
詳しくはこちら!
東3ホールと2ホールの境目付近を目指してください。
目印は、この「天然信仰」ポスターです!
当日は暑さの上に、雨の予報も出ているのかな……
くれぐれも皆様、天候に対応したさまざまな対策を施した上で足を運んでいただければと思います。
また、新型コロナウイルスも流行っているみたいなので、こちらでも消毒用アルコールやマスクは徹底した上で皆様をお待ちしております。
(ご希望の方はシュッシュっとアルコールかけますよ!)
それでは当日お会いできることを楽しみにしております。