— 幸せは、ポン酢醤油のある家に —
醤油を愛し、醤油にこだわり、醤油について語り尽くす「醤油手帖」シリーズ。
最新刊は「ポン酢醤油編」です。
ポン酢醤油は醤油加工品の中でも特に身近な存在です。面白いのは、大きな地域差があること。関東と関西とでは消費量にとても大きな差があるのです。実は関西では種類も消費量も桁違いなのですね。
特にすごいのが大阪。とある番組で大阪の人にこんなアンケートをとりました(正確な数値を書いた資料を忘れてきちゃいました)
「あなたはポン酢にこだわっていますか?」
こだわっていません 85%ぐらい
こだわっています 15%ぐらい
あれれ? と思い、もう一つ質問を。「こだわっていないと答えてくれた人に質問です。では、ポン酢は何を使ってもいいですか?」
んなわけあるかアホ! 90%ぐらい
はい。大阪の人にとってはポン酢にこだわるのが当たり前すぎるが故に、こだわっているという意識すらないのですね。
それぐらい生活に密着していて、なおかつ地域による意識差が大きいポン酢醤油。知れば知るほど面白いことがどんどん出てきました。
例えば、最近は容器についても新しいものが出ているのをご存じでしょうか?
先ほど大阪の人のエピソードを紹介しましたが、大阪の人、というよりも関西の人は割とポン酢を何にでもかけて食べたりもします。たこ焼きにだってかけちゃいますね。
ねぎとポン酢、略してネギポンはとてもおいしいです。
それからこれは関西には全くかぎらないのですが、お茶です。
お茶にポン酢。
かけて飲むわけではありません。
なんと、日本茶に、ポン酢をかけて食べたりするのです。
知れば知るほど、1冊では語り尽くせないぐらい深いポン酢の世界。
是非その一端を、この本で味わってみてください。
キャッチコピーならびに本のタイトルの意味がわからないよい子は周囲の年上の人に聞いてみてください。
「醤油手帖 Vol.6 〜幸せのポン酢醤油編〜」は頒布価格600円。A5で64ページ(うちカラー8P)です。
Vol.6とついていますが、今回から読んでも十分に楽しめるよう、内容や構成には気を配りました。
以下の場所で頒布予定です。
8/17 東2ホール S-30b 醤油をこぼすと染みになる
書店委託等もいたします。よろしくお願いいたします。