前のエントリの写真に写っているように、無事に「醤油手帖mini 〜コンビニPB醤油編〜」が届いております。
今回の醤油手帖はmini仕立てになっていて、今までとはちょっと違ったりします。なので、簡単に解説していきましょう。
まずは表紙から。
醤油手帖miniと書かれたタイトルは筑紫A丸ゴシックを使用しております。今までは筑紫オールド明朝で統一していたのですが、今回はminiシリーズという新しいシリーズにするために、今までとイメージを変えてポップな感じになっています。丸ゴシックのタイトルが受け入れてもらえるか少し不安だったのですが、表紙アンケートでは過半数に到達するぐらいの勢いで1位を獲得し、新しい挑戦を皆様に応援してもらった気がしてうれしかったです。
下部に引かれているカラフルな線は、じーっと見ていくと、あれこの色の組み合わせはひょっとして……というものが見えるかもしれません。また、街並みにも遊びがありますので是非見てみてください。
おなじみのタイトル箔はジンライム箔にいたしました。白い表紙にすごく映えて綺麗です。今までは銀や金が中心だったのですが、ここも少し変えてみたというわけですね。
そして実は、手触りも違います。今回はマットPP加工で、ちょっとつるつるさらさらしているのですね。今までの和紙を彷彿とさせるような手触りではありません。これは、コンビニの商品パッケージをイメージしております。是非当日、もしくは書店様などで実際に触ってみて下さい。
さて、miniシリーズですからページ数が違います。今回は32ページになっています。半分のページだから半分の金額でいけるかなーとか思ったのですが、世の中そんなに甘くありませんでした……いや、箔押しとかやっているからなんですが。
紹介している醤油は8本です。このカラーページで見えますでしょうか?
そして実は、カラーページも減っております。今までは中表紙にその巻のイメージっぽい写真を使っていたのですが、今回はいきなりゲストイラストがくるようになっております。ロゴも入れて中表紙っぽくしてみました。
じゃあ、イラストと一緒にある醤油小噺はあるの? というと、あります。後半のページで、このイラストのモノクロ版とあわせて小噺が載っておりますので、数少ない(?)全国の小噺ファンの方もご安心ください。
掲載している醤油は8本ですが、コラムは2本収録しております。文章的にはいつもの通りですね。
ちょっとだけ違うのは、今回のPB醤油では価格も非常に重要な要素となっているので、全ての醤油の価格が記載されております。あ、本文も筑紫丸ゴシックかというとそうではないのでご安心下さい。筑紫明朝を使っております。
なくなったのは購入先リストページです。「え? じゃあどこで買えばいいの?!」と言われたら「コンビニで……」と答えるしかありません。そう、コンビニPB醤油編なのですから全国のコンビニで買えるわけです。欲しくなったらコンビニへ! というわけで購入先リストページは今回はありません。
というわけで、ページ数は半分かもしれませんが、細部に至るまでいつものように全力投球いたしました。毎回新しい本ができるたびに思うのですが、今回も素晴らしいものができたと自負しております。ほんのついさっきまで書いていた高揚感がそうさせるのかもしれませんが。
31日西館”れ”43aにてお待ちしております。よろしくお願いいたします。