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醤油手帖

お醤油について書いていきます。 料理漫画に関してはhttp://mumu.hatenablog.comへ。お仕事の依頼とかはkei.sugimuraあっとgmail.comまでお願いします

豆腐が旨い! だし醤油

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たまごかけご飯専用醤油のブーム以来、さまざまな○○専用醤油が発売されている。今までも「ヨーグルトにかける醤油」や「バタめし醤油」を紹介してきたが、今回紹介するのはそれらよりは多少オーソドックスな専用醤油になる。その名も「豆腐が旨い! だし醤油」だ。

これはもう読んで字のごとく、豆腐にかける醤油ために作られた醤油になる。製造元の盛田株式会社は、他にも「おもちにおいしい醤油」という専用醤油を作っている会社だ(ちなみにこの醤油も入手済)。実はこの盛田さんは醤油だけではなく、日本酒や味噌まで造っている、まさに発酵物なら何でもござれの蔵なのだ。ちなみに勘のいい方は気づいたかもしれないが、ソニー創業者の一人である盛田昭夫氏は、この盛田の15代当主にあたる。創業期のソニーの社員の給料は盛田氏の実家の酒屋から出ていたという逸話があるが、まさにこの逸話の元になった会社なのだ。

盛田

さて、この「豆腐が旨い! だし醤油」の味は、非常に甘味と旨味が濃い。この旨味は、だしがたくさん入っているからだろう。裏のラベルなどの情報によると、かつお節、宗田かつお節、さば節、うるめいわし節、オキアミ、昆布といった、全部で6種類の出汁をバランスよく配合しているからこその、旨味の濃さのようだ。また、さらには水からだしを取ったのではなく、生醤油でだしを取ったことによって、まろやかで一体感のある味わいに仕上げている。

甘味に関しては、ぶどう糖果糖液糖や砂糖が入っているからだろう。実際、この甘味と旨味のせいで、あまり塩辛さを感じさせないだし醤油に仕上がっている。これは、そのままうすめてだしにしても十分以上に美味しいだろう。豆腐だけではなく、素麺に使っても面白いかもしれない。

成分を見ていてちょっと面白かったのが「原材料の一部に○○を含む」という部分だ。普通は大豆や小麦などだけだが、この醤油は「原材料の一部に大豆、小麦、豚肉、ゼラチンを含む」と書いてある。同じ盛田の「おもちがおいしい醤油」では「大豆、小麦」だけなので、この「豆腐が旨い! だし醤油」に配合してある何かに含まれているのか、それとも使っている醤油が違うのかもしれない。この辺は引き続き調べていきたいと思っている。

実際に味わってみると、大豆の甘みによく合うよう調合しましたとある通り、やや甘めの醤油が豆腐によく合う。個人的には、絹ごしのなめらかな豆腐よりも、木綿のやや荒い醤油にかけて、あまり薬味を使わずに食べた方が豆腐の甘みや醤油の風味や旨味がよく味わえて美味しいと思った。木綿豆腐で作った湯豆腐などに使うと抜群に美味しく味わえるだろう。また、この風味の豊かさから、納豆に使っても美味しいと思う。また、前述の通り素麺のだしに使っても美味しいだろう。この辺の素麺のだしシリーズは、夏場にたくさん作ってみて味比べをしてみたいものだ。

入手方法だが、残念ながらインターネット通販では購入することができないようだ。盛田株式会社で通販をすることができるが、通販フォームが無く電話かメールでの申し込みになるので若干敷居が高いかもしれない。ひょっとしたら愛知県のアンテナショップ等で購入できるかもしれないので、なんとか行く時間を作ってみたいところだ。

しょうゆ | 盛田

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