醤油手帖

お醤油について書いていきます。 料理漫画に関してはhttp://mumu.hatenablog.comへ。お仕事の依頼とかはkei.sugimuraあっとgmail.comまでお願いします

漫画版『白熱日本酒教室』裏話その5

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おかげさまで結構好評な漫画版『白熱日本酒教室』。

まだ実はお試し連載中なので、まだまだ皆様の応援、具体的にはTwitterでRTやいいねをお待ちしております! 面白かったら是非RTやいいねを!

という、いつもの挨拶をした後は、裏話コーナーです。

 

 1時間目がいわゆるオリエンテーションでした。いまの日本酒ってとても面白いし、美味しいし、楽しい! というのを味わっていただきたいという構成にしています。

そして、1月22日公開の2時間目からは、講義に入ります。

あっ、「2時間目」ってつけわすれている……しまった……

2時間目は「日本酒」ってそもそも何だろうということを掘り下げていくのですね。なので、エンターテインメントな部分は減るかもしれません。減るかなー。減るかもですね。

講義というか、うんちく部分とエンターテインメントな部分のバランスってすごく難しいというのを日々痛感しています。

いっそのこと、奇数時間はエンタメ寄りに、偶数時間は講義寄りみたいなことがいいのだろうかとかも考えたのですね。たとえばいただいているコメントの質問だと、結構な割合で難しいことではなく

・低アルコールのものを知りたい

・おつまみとの合わせ方を知りたい

・甘いお酒を知りたい

とかです。

ということは、「ラベルの読み方」を知るのが最終目的とうたったけれども、日本酒の楽しみ方を同時に展開していくのがいいのかもしれない。なので、偶数時間は難しい話、奇数時間は楽しい話(逆にするかもですが)、というように展開していくのも面白そうとか、考えています。

まあ、全ては本連載になってからの話で、まだ今のままだと続きがどうなるかは未定なのですが、もしも本連載になったらいただいた質問の傾向をどんどん取り入れていこうかなとも考えています。

なので、こういう話が読みたい! と思ったらどんどんtwi_yonの白熱日本酒教室回にリプライを飛ばすといいですよ! しっかり読んでいます(それどころか返事がやってくる可能性大)ので!!

あ、質問コーナーでいただいた質問は、ひとつピックアップさせていただいて無事にマンガになりました。原稿提出済です。お試し連載中に公開されるはずなので、お楽しみに!

 

白熱日本酒教室 (星海社新書)

白熱日本酒教室 (星海社新書)

 

 

漫画版『白熱日本酒教室』裏話その4

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漫画版『白熱日本酒教室』、じわりじわりと連載が進んでおります。
昨日公開されたのはこちら。

はい、クイズです。

日刊媒体でコメントをつけられるもので、クイズを一度やってみたかったんですよ。正解は明日! という奴です。

Web媒体の雑誌媒体との違いって、即応性にあるといいますか。たとえば雑誌だったら家を出てコンビニなり書店なりに行って購入し、帰宅してから読み、感想はお手紙を書いて……となるところが、Webだとパソコンなりスマートフォンを起動してさっと見ることができます。コメントもパッとできる。

だとすると質問を募集する以外にもこういうクイズもできるんじゃないかと考えていたのでした。Web媒体だと答えは来週! とか、来月! にならずに、明日すぐに発表できたるというのも強みですね。

ツイ4さんではあまり類例のないことばかり挑戦していたりしますが、一応、編集さんに許可は得ているんですよ。許可を得ているということは、あまりにもアレでソレだったので却下されたアイデアもあるのですが、クイズはOKをいただいた企画だったりします。

クイズ、好評なようでしたら&連載が続きましたらまたやりたいなあ……

というわけで、正解は1月19日18:30公開分を楽しみにしていてください!

 

白熱日本酒教室 (星海社新書)

白熱日本酒教室 (星海社新書)

 

 

漫画版『白熱日本酒教室』ページもできています!

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早くも大反響で話題沸騰な(と、言ってもたぶんいいですよね?)漫画版『白熱日本酒教室』。え、内容もさることながら、原作者の人がひたすらコメントをつけていくのが話題? まあ、それは置いておきましょう!

第二話が昨日公開されました。

基本的には、ツイ4はこんな感じに1日1ページずつ公開されていきます。

でも、まとめて読みたい! 一気に読みたいんだ! という方。そんな方にはツイ4公式ページにまとめがあります。

sai-zen-sen.jp

パソコンとかを使って一気に読むのだったらこちらがオススメです!

公式ページのトップの「お知らせ」に、白熱日本酒教室短期集中連載開始! みたいな文言がまだ見られない気がするのですが(1月18日現在)、泣きません! いやー、お知らせにないので、このまとめページが作られるのか、実はちょっと心配だったのでした……

もちろん、各話ごとに「いいね(いいかも)」とか、Facebookのいいねとか、はてなブックマークを押せるようにもなっていますので、面白かったらばんばん押しちゃってください!

こういう便利なページがあるのだったら、まとめて読もうかなと思った方も、あれです。読んだときには、1ページずつ、ここまで読んだという栞替わりにばんばんいいねとRTを押していくといろいろな人が幸せになるんじゃないかな! かな!

 

白熱日本酒教室 (星海社新書)

白熱日本酒教室 (星海社新書)

 

 

漫画版『白熱日本酒教室』連載開始!

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とうとう始まりました。漫画版の『白熱日本酒教室』が!

初回は3回分の公開です。

自己紹介と、質問コーナーとかもあるよという話と、そして1時間目のオープニングですね。

基本的にはツイ4は1日1ページのペースなんですが、お酒の説明とかはどうしても2日に分けてお話すると頭に入りにくい部分もあるので、無理を言って1日2ページとか3ページの回を増やしてもらいました。なので、今回の短期集中連載は全30回なのですが、全部で20日分ほどになる予定です。

あ、いまこの連載を知ったという皆様。ツイ4はTwitterアカウントtwi_yonをフォローすると読める、四コママンガです。白熱日本酒教室は毎日18:30更新なので、是非上記のリンクのところからフォローして楽しんでください!

ありがたいことに、コミックナタリーさんで記事にしていただきました。

natalie.mu

なんと、それがヤフーニュースにも!

headlines.yahoo.co.jp

なんというんでしょう。

ヤフーニュースで「杉村のブログ」(このブログですね)という単語が出てくるとは思いませんでした(笑)

Twitterで質問を受け付けているのですが、続々といただいています。

本当にありがたいです!

いくつか紹介させていただきますと……

他にも、たくさんの質問をいただいています!

ここから、ページ数とかを勘案してマンガにさせていただきたいと思います。一応、Twitterでも答えて、マンガでもさらに詳しく答えていくみたいなスタイルがいいのかなーなんて考えていたりします。

もちろん、明日以降もどんどん質問をお寄せください。

今回の短期集中連載は、皆様の反響次第で本連載になるかどうかが決まる、お試し連載でもあります。第一回目は大反響でまさに望外の幸せなのですが、まだ本連載が決まったわけではありません。面白いと思いましたら、RTやいいねでの応援よろしくお願いいたします!

漫画版『白熱日本酒教室』裏話その3

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あと6時間ほどで、一回目の漫画版『白熱日本酒教室』が配信されます。

いやー、なんというか、緊張しますね。もう何もできないというか、原稿自体は納品されているので(当たり前)あとは待つことしかできないのですが。

繰り返しますが、ツイ4での連載です。

sai-zen-sen.jp

このサイトを見に行くよりは、Twitterで見た方がお手軽だと思います。

twi_yonのアカウントをフォローすれば、毎日18時30分には『白熱日本酒教室』がタイムラインに流れてくるのです! 他の漫画も面白いですよ!

twitter.com

昨日はこちらの告知が流れました。

はい、そうなんです。質問コーナーがあります!

これはどういうものかと言いますと、漫画版の白熱日本酒教室に、TwitterでMentionの形で質問を投げていただくと、それにお答えするというものです。

「@twi_yon 日本酒って美味しいの?」みたいな感じですね。

もちろん、質問をいただいてから1時間で原作を書いてそれを漫画にして……とできるわけじゃないので、どうしても時間はかかってしまいますし、漫画にできるページ数にも限界があるのですが、いただいた質問に対する答えを漫画にするという、双方向なインタラクティブシステムを考えてみました。

というのもですね。

一応、グルメ漫画専門に思われるかもしれませんが、漫画読みの端くれとして。媒体に合わせたギミックがある漫画って面白いなと思っていたわけですよ。たとえばスマートフォンで漫画を読む人が増えた結果、横に開いていくのではなく、縦にスクロールさせて読んでいく漫画が誕生したりしています。あれ、本当にすごいと思うんですよ。

そこでツイ4に掲載するにあたって、媒体の特徴は何なのかを考えてみました。形式は、四コマ漫画で1ページ固定。つまり、見開きとかは使えないし、縦スクロールさせていくのも使えない。コマ割りとかはそれほど特殊なものは使えないのではないかなと。

その代わり、配信方法がTwitterで毎日配信されることに注目をしてみました。配信されると、RTやいいねをする他に、Mentionの形で感想を書けたりします。感想が可視化されていて、すぐさま作者側や編集側に意見が届くのです。

他の媒体でもコメント欄はあったりしますが、1週間に1回とか1ヶ月に1回が基本で、さらにはそれらのコメントは、作者に届きますが作品に反映されたと読者側にわかることは少ないでしょう。

でも、この漫画は「教室」で「講義」を行うものです。だとしたら、話を読んでいて疑問に思うことがでてくるとも思います。そういったときの受け皿として、Q&Aコーナーを用意していくと面白いんじゃないかと考えたのです。ここのコーナーだけ、読者の皆様と作っていくコーナーみたいな感じですね。

毎日配信されているものですから、疑問が出たときにすぐにMentionで質問できるというのもポイントです。これはツイ4ならではの形にできるのではないかなと。

もちろん、繰り返しになりますが、全ての質問を漫画にすることは難しいと思います。質問がそれほどなかったらそのままどんどん漫画にしていくのですが、もしもたくさんきたら……単行本とかになった際にコーナーを作って文章で解説していくとかでしょうか。もしくは、このブログでとりあえず説明していくとかでもいいかもしれません。まあ、まだ連載が始まっていないのでこの辺は蓋を開けてみるまでわからないので、そのときに考えます。

質問は連載第一回から受け付けますので、掲載されましたら白熱日本酒教室のツイートに「@twi_yon」で質問をしてみてください!

そしてそして。

ひとつ、言い忘れていましたが、今日から始まるのはとりあえず30話分のお試し連載です。質問コーナーとかもありますが、本連載化しなければ、答えられるのは1つの質問ぐらいでしょう。

本連載になるには、毎話ごとの皆様の「RT」や「いいね」が必要かと!

読んでみて面白いなと思ったら「RT&いいね」を是非ともよろしくお願いします!

白熱日本酒教室 (星海社新書)

白熱日本酒教室 (星海社新書)

 

 

漫画版『白熱日本酒教室』裏話その2

1月16日から、つまり明日からツイ4で連載が開始される漫画版の『白熱日本酒教室』。

今回は、そもそもどういうきっかけでこの本が誕生したのかを少し思い出してみようと思います。

そもそもの始まりは、アザミユウコさんが作った『酩酊女子 〜日本酒酩酊ガールズ〜』という本でした。

 

酩酊女子 ~日本酒酩酊ガールズ~

酩酊女子 ~日本酒酩酊ガールズ~

 

この本は、お酒に酔った女の子ってかわいいよね。というところから、お酒とそのお酒を飲んでちょっと頬が紅潮している女の子のイラストと、そのショートストーリーで構成されているというもの。

この本に参画したのですが、そこでお酒の解説を入れたいという話になったのです。というのも、女の子とお酒のお話が中心になりますので、ストーリー中に急に「そもそも日本酒とは、〜〜〜で……」みたいなことを載せるわけにはいきません。じゃあ、別ページにしようではないかと。

そこで原作を作り、アザミさんに漫画にしてもらい、補足コラムを書くというページを用意しました。なぜ「むむ先生」が女の子かというと、初期に酩酊女子という女の子のイラストが中心の本に載ったのがきっかけということもあるのかもしれません。

ところが、もろもろの大人の事情で、お酒解説コラムページはそんなに用意できないことになりまして。

当初の予定よりも大幅に少ないページ数での収録となりました。

じゃあもう、同人誌で副読本を作っちゃおう! となったのです。

なので、当時のコミティアサークルカットを貼りますが、こんな文言がありました。

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今度こそありますとあるのは、あれです。

何回か間に合わなくて準備号を出したからです……

むむ先生と助手は、このときから何度も描かれていたのでした。

そうして何度かの延期の末にできあがったのが、こちらの同人誌です。

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タイトルに注目してみてください。

『酩酊女子presents むむ先生の白熱日本酒教室』

となっています。これは、酩酊女子の副読本として企画したからだったのですね。

ちなみにタイトルですが、何度かいろんな媒体でもお話しをしたことがありますが、オマージュです。

この同人誌を作成するときに、副読本とはいえ、日本酒の教科書みたいなものを作りたかったんです。

そこで、教科書のような、参考書っぽい名前は何かないかなーとみんなで考え続けていたのでした。

たまたまそのとき、息抜きに録画をしていた(確か当時の年末に一挙放送をやっていたのを録画した)サンデル先生のハーバード白熱教室を一気に見まして。そうしたら「白熱日本酒教室」という言葉が思い浮かんだのです。

すると、あら不思議。もうみんなこの言葉が頭から離れません。

「日本酒白熱教室だと、ちょっとまんますぎるからやっぱり白熱日本酒教室がいいよね」

「白熱のところをやかんの湯気のようにしてロゴを作るとかわいいかも!」

「むしろ雲のようにするべきでは」

と、文字通りこの名前をどうデザインするかの方向に議論が白熱し、もうこの名前にするしかない、となったのです。なので、オマージュなのです。

後に新書になるときに名前を変えようと思ったのですが、いろいろあった結果、編集者の方達も

「なんかもう白熱日本酒教室以外考えられなくなってきた」

「白熱日本酒教室、いい名前だよね」

となり、今日の形となったのでした。

白熱日本酒教室 (星海社新書)

白熱日本酒教室 (星海社新書)

 

 

漫画版『白熱日本酒教室』裏話その1

1月16日よりツイ4で漫画連載が始まる『白熱日本酒教室』。

実は、昨年末のコミックマーケットでこんなペーパーを配布していました。

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はい、予告チラシを配っていたのです!

一応、編集さんの許可は得ておりましたよ!

主にアザミさんのスペースで配っていたものを、うちのスペースでも配っていたのでした。なので、醤油のところに行ってお酢の本を手に入れたはずなのに日本酒の話のペーパーがついているという不思議な体験をした人もいると思います。こう書くと本当にうちのサークル、何をやっているんだという感じですね。

もし、行ったにもかかわらず受け取っていないよ! という人。ごめんなさい。たぶん、もう配り終わった後か、朦朧としていて渡しそびれたかのどちらかです。もしくは、僕が忘れたりしていて嘆いたりすることに業を煮やした売り子さん達が、途中から本に挟むということをやっていたので、まだ読み途中のお酢の本に挟まっているかもしれません。

でも、たいていは渡し忘れが原因です。特に、知っている人とかお友達と会話を交わせば交わすほど渡し忘れていました。受け取っていない人は、あなたのトーク力が優れていたからです! ということでご容赦くださればと。何か(会話)をすると何か(配布)を忘れるという、これがウワサに聞く等価交換というやつなのでしょうか。

それはさておき。

 

今回の連載を始めるに当たって、かなり悩みました。

というのも、いくつか考えなければならないことがあるからです。

ひとつは、新書版の『白熱日本酒教室』は、2014年に発売された本であるということ。

内容的には普遍的なものなので、古くなってしまったとは思っていません。でも、新しいことが生まれているのも確かです。そこをどう組み込んでいくかということ。

ふたつめは、新書版の内容は、難しいのではないかということ。

お酒の本なのである程度はお酒に興味のある人に向けて書いているため、省略している部分があると考えたのです。

ツイ4読者様の中にはお酒にあまり興味がない人もいるだろうし、未成年の方もいるでしょう。例えばそういう人達は、いきなり「いやー、日本酒って美味しいですよね!」と言われても、いや飲んだことないし……と、思って読むのを辞めてしまうかもしれません。でも、そういった人達にこそ読んでもらいたい。読んで、お酒に興味を持ってもらいたいのです。

なので、もう本当に初歩の初歩からお話をしていくべきだと思いました。そうでなければ真の意味での「入門書」にはなりません。

ある程度お酒を飲んでいる方にとっては「そんなこと知っているよ!」というところからスタートさせようと考えたのでした。できあがったものを見て、このアプローチは間違いではなかったと思っております。

どういう風になったのか。

それは、えーっと、そうですね。たぶん、16日の週の分を全部読んでいただければなんとなくわかるんじゃないかなあ……

あ、そんなこと知っているよ派にとっても楽しめるような工夫をしていますので、じゃあ最初の方は読まなくていいやとか思わずに是非読んでみてください!

白熱日本酒教室 (星海社新書)

白熱日本酒教室 (星海社新書)

 

 

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